あの超レアなブルーカラーの「エンツォ・フェラーリ」が2.9億円にて落札

2020-05-26

以前、かなりのレアカラーとなる”ブルー・ツール・ド・フランス”の「エンツォ・フェラーリ」が出品されることを記載しましたが、昨日のRMオークションにて遂に落札されました。
「エンツォ・フェラーリ」は、フェラーリが創業55周年を記念して製造したモデルで、先代の「F40」「F50」に続く”21世紀最初のスペチアーレモデル”&V12ミッドシップマウントを搭載した世界限定399台のみ生産された個体となります。

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ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」をデザインしたのは日本人の奥山清行(Ken Okuyama) 氏であることもかなり有名ですね(先日「Kode 0」を発表)。


今回出品される個体は、2004年に元々”マット・チタン”カラーでロンドンの中東王室の一員に納車されたもので、その後の2008年にフェラーリクラシックの認定を受けてオークションにかけられ、2人目となるオーナーが”ブルー・ツール・ド・フランス”という特殊なカラーにて再塗装したものとなります。

出品前の予想落札価格は最大2.4億円と言われていましたが、結果的には2.9億円と予想を上回る結果とり、先日、日本で約40年ぶりに発見された「デイトナ」や210台目の「ラ・フェラーリ・アペルタ」、そしてワンオフモデルの「488スパイダー・グリーンジュエル」等、とにかくフェラーリの限定モデルは天井知らずで価格が高騰していることが確認できますね。

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Reference:CARSCOOPS