ホンダ「シビック・タイプR」風の芝刈り機が登場。フロントヘッドライトとリヤテールにはLED40個以上も使用

2020-05-26

ホンダ・アメリカは、「シビック・タイプR」の誕生25周年を記念して、自動芝刈り機「Miimo(ミーモ)」を公開しました。
種類としては、「シビック・タイプR」仕様とバイクのFireblade仕様の2種類を発表しており、いずれも約30万円からの販売となります。


ただ、非常に残念なことに、これらの個体は「シビック・タイプR」よりも購入することが難しいとのことで、その理由としては、「Miimo(ミーモ)」の中央に被せられている材質がカーボンファイバ製カバーであり、「シビック・タイプR」仕様に至ってはカーボンファイバ製の大型リヤウィングが装着されるということで、年間に製造できる台数がかなり限られてしまうとのこと。

おまけに、軽量化に軽量化を重ねたステンレス製3パイプ(センターパイプだけ異径であるところも、かなりの再現度)式のエキゾーストシステムも内蔵。
驚くことに、フロントヘッドライトとリヤテールライトには小型LEDが40個以上も付いているというのが驚き、明らかにコストをかけるべきところを間違えているようにも感じますが、このあたりは拘りのデザイン料として受け止めた方が良さそうです(ちなみに、Fireblade仕様は更に5つのLEDが追加されている模様)。

それ以外の機能としては、360度全てを見渡せるような高感度センサーを装備し、これたった一台で芝生のあらゆるところをクリーンに。
駆動方式はリチウムイオンバッテリー(残念ながらFFではない)となっており、レベル30%以下に低下したところで、ドッキングステーションに向かって自動的に充電しにいくようにもなっています。

もちろん、この個体は、人やペット等の障害物にもしっかりと反応し、止まったり、人がいないところに向かって回ったりと様々なパターンにて処理できるようプログラミングされ、更には盗難防止システムとして、この個体が持ち上げられた際には、持ち主に対して緊急通知が来るようにもなっています。

残念ながら、直列4気筒V-TECターボエンジンは搭載していないため、その加速力を実感することはできませんが、この個体ならではのインテリジェンス且つ強力なパワーが自宅の芝生を綺麗に清掃してくれるのだと思います。

Reference:motor1.com