チュニジアにて、”ブルー・グラウコ”のランボルギーニ「ウラカン」が目撃に。ところで、”グラウコ”って何だ?

2020-05-26

チュニジア・ガマルトにて、何とも珍しいベイビーブルーのランボルギーニ「ウラカン」が目撃に。
チュニジアの海沿いに面した美しい街並みに、これだけのマッチしたボディカラーのスーパーカーというのは何ともハイセンスな一台ですね。

足回りを確認していくと、ホイールは20インチの鍛造ホイールにチタン仕上げとなるジアーノ。
ブレーキキャリパカバーもボディカラーと同様にベイビーブルーにて仕上げていますね。


フロントを確認していくと、フロントロアバンパーがブラックペイント化されていることから、スタイルパッケージが選択され、眩しいベイビーブルーにブラックのメリハリを付けることで、非常に引き締まりのあるボディを再現していますね。

少々わかりにくいですが、Aピラーからルーフにかけて、ツートンのブラックペイント処理が施されていますね。
こちらはおそらくアドペルソナム・システムによるツートンカラーだとは思いますが、個人的にルーフをブラックにするのはグッド。

ちなみに、こちらのベイビーブルーのボディカラー名称は「ブルー・グラウコ(Blu Glauco)」という特別カラーで、オプション費用にして約120万円は下らないとか(日本にも一台だけブルー・グラウコのランボルギーニ「アヴェンタドール」が存在)。
グラウコとは、イタリア語で「白い粉の吹いた…」という形容詞になりますが、もう一つの意味としては、ギリシャ神話に登場するポセイドンの息子の一人が、「グラウコ」という名前になりますね。

ランボルギーニは、ボディカラーの名称に「ビアンコ・モノセルス/イカルス」といったギリシャ神話に関連するする人物を加えたり、「ブルー・ルマン/ビアンコ・フジ」といったサーキット由来の名称を取り込むことも増えてきました。

もちろん、車名に闘牛の名前を取り込むのもランボルギーニの特徴でもあるわけですが、こういった名前にちょっとした統一性を持たせることは、ブランドの個性であり強みでもあると考える一方で、何よりもランボルギーニが、こうした”男性目線”を一切変えることなく、ひたすらにブランド力を高め突き進む姿に惚れこんでしまうわけです。

Reference:AUTOGESPOT