フランクフルトMにてランボルギーニ「アヴェンタドールS・ロードスター」登場。ボディカラーは新色の”ブルー・アエギル”
以前、ランボルギーニのフラッグシップ・フェイスリフトモデル「アヴェンタドールS・ロードスター」が世界初公開されましたが、本日より開催のフランクフルトモーターショー2017においても、正式に登場。
「アヴェンタドールS・ロードスター」は、ルーフがカーボンファイバ製ハードトップ(手動脱着式)のオープンモデルで、世界限定モデル「アヴェンタドールSV」からいくつかの技術とデザインをモチーフに改良された量産型ハイパフォーマンスモデルとなります。
今回登場している「アヴェンタドールS・ロードスター」は、従来の「アヴェンタドール・ロードスター」に比べて、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、最高出力700ps→740psに向上。
もちろん、フロントデザイン(特にエアインテーク周り)やリヤデザインに加えて、走行性能も大幅に向上。
トランスミッションは、7速ATのISR(Independent Shifting Rod)シングルクラッチを採用し、自動マニュアルモードにおいては新たなソフトウェアを搭載。
足回りにおいては、後輪駆動をベースとする四輪操舵システム(4WS)、走行モードも「ストラーダ(公道)」「スポルト(スポーツ)」「コルサ(サーキット)」に「エゴ」が追加され、この「エゴ」モードはエンジンレスポンスはもちろん、ギヤボックス、AWDのパワーデリバリ、ステアリング、アダプティブサスペンション制御が変化します。
エアロフロントは、新たな3つのアクティブリヤスポイラーを設け、フロントダウンフォースは130％にまで向上し、よりハイレベルな走行性能を実現しています。
なお、ボディカラーは今回からの新色となる「ブルー・アエギル(Blu Aegir)」ターコイズのような海のようなカラーをイメージしているとのこと。
ちなみに、”アエギル”とは、北欧の「海の神」を指し、嵐の女神ラン(Ran)との間に九柱の娘を設けたと言われています。
なお、価格帯としてはヨーロッパでは約4,480万円、アメリカでは約5,520万円(為替の影響か)、日本では4,630万円、中国では1億3,720万円(関税の影響による)という価格にて販売され、初期ロットでの納車は速くとも来年の2月になるとのことです。
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Reference：autoevolution