フランクフルトMにてフェラーリ「ポルトフィーノ」が世界デビュー。「カリフォルニアT」の面影を無くす程のパワー

2020-05-27

フェラーリのエントリーモデルでありながら、最高出力600psを誇るハイパワーツインターボモデル「ポルトフィーノ」が、昨日より開催のフランクフルトモーターショー2017にて世界デビューしました。
「ポルトフィーノ」は、フェラーリのエントリーモデルともいえる「カリフォルニアT」の後継モデルとして登場し、パワートレインは排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力(560ps→)600ps、最大トルク(755Nm→)760Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は3.5秒で、最高時速は320km/hとおり、おまけに車体重量は「カリフォルニアT」よりも80kg軽量化した1,545kgとなっています。

※「ポルトフィーノ(Protofino)」という名前は、イタリアの漁村を指す地名になります。


今回のV8エンジンは、新たに再設計されたピストン&コンロッドを使用しているとのことで、これによりターボラグを排除し、クラストップのスロットルレスポンスを提供する一体型キャストエキゾーストヘッダーが搭載。
これらの変更は、新たなエキゾーストシステムとギヤトルクを調整するVariable Boost Managementと組み合わせることにより、「ポルトフィーノ」の燃費をより良くすることが可能となっています。

外観については、以前のブログでも記載の通り「カリフォルニアT」よりもスタイリッシュで、「812スーパーファスト」や「GTC4ルッソ」からインスピレーションを得た現代的なデザイン(何かを企んでいるような表情は個人的にかなり好み)ともいえ、フロントエンドのアグレッシブさも向上。
なお、ルーフはハードトップの自動開閉式となっています。

インテリアにおいては、直観的に「カリフォルニアT」と似ており、こちらも「812スーパーファスト」や「GTC4ルッソ」と同様のワイドスクリーン・インフォテイメント・システムを搭載。

なお、価格帯としては約2,500万円とのことで、諸経費や最低限のオプションを盛り込むとなると、総額3,000万円程になるとのことで、フェラーリモデルの中でも恐ろしくリーズナブルな価格帯といっても良さそうです。
購入方法としても、残価設定を活用(残価75%が可能)すれば、確実に欧州モデルのハイパフォーマンスモデルよりも低価格にて購入することが可能となりますね。

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Reference:autoevolution