いよいよ本日はレクサス・新型「NX」の発売日。週末は各ディーラにて展示車や試乗車の準備も?

2020-05-26

いよいよ本日(9/14(木))は、レクサス・新型「NX」の発売日。
2014年に新型コンパクト・クロスオーバーモデルとして誕生してから約3年が経過するわけですが、今回初となるマイナーチェンジを果たすこととなりました。

また、これはあくまでも私が感じたことではありますが、いつものことながらレクサスが新型モデルやマイナーチェンジ、フルモデルチェンジといった発表がある場合は、大体が「木曜日」であることが多いですね。
この理由については、自動車に限らず新製品に多く見られるのですが、木曜日に新製品を発表すれば、木曜日の当日に売切れ又は在庫少量であっても、金曜日に再生産や配送を行えば土日に間に合うことから、木曜日に発表するケースが多くなったと記憶しています。


ちなみに、今回のマイナーチェンジにより「NX」のエクステリア・インテリアデザインや装備面等において変更・追加が行われています。
まずは、エクステリアデザインにおいて、以下画像の左側が”F SPORT”グレード(スピンドルグリルがメッシュ(網目))、右側がF SPORT以外のグレード(ベース、Version C、Version L)となりますが、やはりフロントエンドデザインにおいては、スピンドルグリルが大型化したようにも思え、非常にアグレッシブな印象に。

また、エアインテーク部とフロントフォグランプが独立(フォグランプが下に移動)し、全体的なフロントマスクの印象がスポーティになりましたね。
また、右側のグレードのフロントグリルが「RX」「LX」と共通のレイヤーデザインとなり、非常に質の高い仕上がりに。

更には、三眼LEDヘッドライトのデザインも三連デザインから「RC」のデルタデザインに変更され、超小型LEDユニットが採用されたことにより、シャープ且つアグレッシブな表情に一新しています。
(マセラティ「レヴァンテ」やジャガー「F-TYPE」といった、細く釣り上がったライト形状)

また、ウィンカーにおいても点滅式だったものが、「RX」「LX」と共通の流れるウィンカー(シーケンシャルウィンカー)が採用され、これでレクサスのSUVモデルが全て流れるウィンカーに対応となりますね(今後発売が予想される「UX」は不明)。

続いて、安全装備においては、「Lexus Safety System+」が標準設定されるとのことで、その安全機能として「プリクラッシュセーフティシステム(前車追従式)」や「レーンディパーチャーアラート」「レーダークルーズコントロール」「オートマチックハイビームシステム」の4項目が標準装備されます。
もちろん、これによる価格帯の若干の上昇はあるにしても、上昇分はマイナーチェンジ前の(上記4項目の)オプション加算額に比べても”安い”方向になるのではないかと思われますね。

インテリアにおいては、一番大きな変更点として、ナビゲーションサイズの拡大化により7インチから10.3インチ(新型「IS」と同様)に。
このナビサイズの拡大化は、現「NX」オーナーからすればかなりのウィークポイントだったのではないかと思いますし、今回のマイナーチェンジにより乗り換えを検討されるオーナーも多いのではないかと思います。

また、今回のマイナーチェンジに合わせて、これまでレクサスが公開してきた型式に変更があるとのことで、「NX200t」や「IS200t」といったターボエンジンモデルが「NX300」「IS300」(排気量3.0Lに相当)に改名されるとのこと。
もちろん、フルモデルチェンジを果たすフラッグシップセダン「LS」のターボモデル(排気量3.5L V型6気筒ターボエンジン搭載)も「LS350t」ではなく「LS500」(排気量5.0Lに相当)となります。

なお、本日の新型「NX」発売に向けて、(これまでの経験から)今週末より、各レクサスディーラでは新型「NX」デビューフェアが開催されると推測。
展示車はもちろんのこと、試乗車が準備されるディーラも多数あると思われますが、実車を拝見してから契約するケースが多いため、今週末はいずれのディーラも多くのお客さんで賑わいそうですね。

これまでの新型「NX」に関する情報はコチラにてまとめております。