レクサス・新型「LS」は最低でも920万円から?アメリカをターゲットに年間1万2,000台を販売する模様

2020-05-26

今年の秋以降に発売予定となっているレクサスのフラッグシップセダン「LS500/LS500h」ですが、この個体の販売価格が最低でも920万円からであることをAutomotive Newsが発表。

今回発表されている新型「LS」は、全長が5,235mmと現行「LS460L/LS600hL」の5,210mmよりも更に長くなり、メルセデスベンツAMG「S65ロング」の5,250mmに匹敵するどっしりとしたサイズ感となりますね。
スタイリングとしても、4ドアセダンというよりも”4ドアクーペ”に近く、車高を下げて、走行性能を向上させていると考えられます。


「LS」の競合モデルとなるのは、やはりメルセデスベンツ「Sクラス」やアウディ「A8」、BMW「7/8シリーズ」といったドイツ御三家の最上位グレードであることは間違いなく、特に今回のフルモデルチェンジは、これまで引き離されてきたレクサスというブランド力を取り戻すための下剋上モデルになるのではないかと推測。

アメリカにおいても、今回の新型「LS」には相当な自信を持っているらしく、年間販売台数を1万2,000台に引き延ばすとのことで、これは現行「LS」の年間販売台数5,514台を大幅に超える設定値となるため、力の入れ具合はかなりのものと言えますね。

なお、各グレードの仕様は以下の通りとなっています。

【主要諸言】
①エンジン
 LS500・・・排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン
 LS500h・・・排気量3.5L V型6気筒+マルチステージハイブリッドシステム
②全長×全幅×全高(mm)・ホイールベース(mm)
 LS500/LS500h・・・5,235×1,900×1,450・3,125
③エンジン最高出力/最大トルク
 LS500・・・422ps(6,000rpm)/600Nm(1,600~4,800rpm)
 LS500h・・・299ps(6,600rpm)/356Nm(5,100rpm)
④トランスミッション
 LS500・・・電子制御10速AT
 LS500h・・・マルチステージハイブリッドトランスミッション
⑤プラットフォーム
GA-Lプラットフォーム(LC500/LC500hと共通)を採用し、パワートレインを低く且つ車両中心寄りに配置することで、理想的な重心高・前後重量配分が実現。軽量化だけでなく、ボディ剛性と操作性を大幅に向上。

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Reference:CARSCOOPS