レクサス「LFA」が国内にてクラッシュ。ドライバは無事も、エンジンは・・・

2020-05-26

日本国内の東北道久喜JCT上り方向にて、世界限定500台のみ生産された国産スーパースポーツ・レクサス「LFA」が本日(9/17)クラッシュした模様。
事故の状況から、この日は雨が降っていて、路面はウェット状態。
(恐らく)台風の影響もあって枝葉等のスリップを誘発するものが進行方向にあったことから、「LFA」はそれら障害物のスリップによるコントロール不能にて、ガードレールにクラッシュしたものと推測されます。


幸いドライバに大きなケガが無かったことから、レクサスの頑丈なボディに護られたのだと思いますが、肝心の「LFA」の車体形状を見る限りでは、フロントバンパーは完全に大破してしまい、恐らくエンジンの一部にも損傷が行き届いていると推測。

「LFA」の場合、ボディの外板にはアルミではなくカーボン素材(CFRP)を使用しているため、このボディを取り寄せるだけでも膨大な時間と費用、工賃が発生することが考えられます。

しかも、ボディパネルの交換が完了すれば、次は車体剛性に関する振動試験等、数多くの過酷な評価が待ち受けている(試験結果のグラフデータの取得も可)ため、こちらにおいても相当な時間を要します。

それだけ「LFA」は信頼と品質の高さを物語る背景を持つわけですが、今回の事故をバネに、二度と事故を起こさぬように「LFA」を復活させ、大事に乗ってほしいところですね。