モナコにてランボルギーニ「アヴェンタドール」…いやいやスパーダのワンオフモデル「コーダトロンカ・モンツァ」が目撃に
これってランボルギーニのコピーモデル?
モナコにて、何とも珍しすぎるイタリアのカーデザインメーカであるスパーダのワンオフモデル「コーダトロンカ・モンツァ」(グリーンカラー)が目撃に。
この個体は、2011年以前に発表した「コーダトロンカ」をオープンモデルにしたもので、イタリアの有名チューナ「Aznom」が手掛けたかなり希少なワンオフモデルとなります。
一見して、フロントデザインはランボルギーニ「アヴェンタドール」をモチーフにしたかのように感じられ(特にエアインテーク部はモロ)ますが、全オリジナルモデルとのこと。
車名の通り、バッサリと切り落としたかのようなリヤデザイン
リヤデザインはかなり独特で、特にマフラは若干センター寄りではあるものの、隣接しない一風変わったデザインでもあります。
リヤエンドは、かなり思い切ったものになっており、これのデザインのモチーフとなったのはアルファロメオ「カムテール」からインスピレーションを得たもので、ボディ後方をバッサリと切り落としたかのうような形状が特徴的。
ちなみに、車名としても名づけられた「コーダトロンカ」はイタリア語で「後方を切り落とす」という意味があり、その意味合いも兼ねて車体がデザインされています。
エンジンベースは「コルベット」
気になるパワートレインは、シボレー「コルベットZ06」のLS7エンジンをベースとした排気量7.0L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力720ps(マクラーレン「720S」と同じパワー)という当時ぶっ飛んだスペックを持つスーパーカーでもありました。
パフォーマンとしては、0-100km/hの加速時間は3.0秒で、最高時速は335km、足回りは超軽量ホイールとなる「ウルトラレッジェーラ」を装着し、タイヤはランボルギーニ「アヴェンタ―ドル」に履かれている「P ZEROコルサ」ととにかくコストがかかった一台となっています。
かなり満足感の高い一台だと思う
なお、この個体の車両本体価格は約3,500万円程とそれなりにコストはかかっていますが、「あの車なんや~?」と一目ではまずわからない希少性もあるため、そういった意味では相当に価値の高い一台ではないかと思います。
【Spada Codatronca Monza – 720bhp New Supercar】
Reference:AUTOGESPOT