これ凄い。マツダが車いす利用者を対象に「ロードスター/アクセラ」の手動運転装置車を発売

2020-05-26

来月の東京モーターショー2017に向けて、マツダの新型ロータリースポーツモデル「RX-9」の発表が待たれる中、マツダは、来週の9月27日~29日まで開催予定となっている第44回 国際福祉機器展H.R.2017にて、車いす利用者を対象とした人気モデルの「ロードスターRF/ロードスター」「アクセラ」の手動運転機能が搭載された福祉車両を販売スタートします。


手動運転機能を搭載したこれらの個体は、脚が不自由な方を対象に、アクセルとブレーキを脚で行うのではなく、”左手”にてアクセル・ブレーキ操作が行える車両になります。
例えば、以下の「ロードスター」の車両であれば、センターのシフトノブの右側に赤色(プレートもソウルレッド・プレミアムメタリックを採用)のレバーがあるので、そのレバーを手前側に引けばアクセル、奥に押せばブレーキ、という操作になります(センター・シフトノブが”D”レンジに入っている場合)。

他にも、右手のみで変速が可能な専用ステアリングシフトスイッチや、ウィンカーやライトなどをボタンとして集約したコントロールグリップも装備。
ちなみに、「ロードスター」以外にも「アクセラ」も準備されていて、こちらも操作方法は上記の内容と同じ。

正直、今回の福祉車両モデルの販売は、かなり思い切ったアクションではありますが、「車を操作することの楽しさ」を大事にするマツダだからこそ出来る業なのではないかと思いますね(しかも、敢えて「ロードスター」をチョイスしてくるところは感心すべき点)。
価格帯としては、「ロードスターRF/ロードスター」は3,385,900円~3,695,900円/2,965,900円~3,275,900円、「アクセラ」は1,996,900円~3,371,900円にて販売します。

Reference:Response