BMWオーナーが、BMW本社前で「7シリーズ」を意図的に炎上。これで4回目の模様【動画有】

2020-05-26

ドイツ・ミュンヘンにあるBMWミュージアム前にて、自前のBMW「7シリーズ」を燃やし、同社に対して抗議する男性が登場。
彼の名はHadi Pourmohseni氏。過去にスポーツモデルの「M6」をリースしたとき、(どの程度走行したかは不明だが)エンジン付近からの”ガラガラ”という異音に気付き、すぐさまBMWディーラに点検と修理の依頼。
しかし、修理して数時間後にはエンジンから異音が発生し、更にラジエータやコンデンサも故障するという悪夢に見舞われ、多額の修理費用を請求されることに。


これに激怒したHadi Pourmohseni氏は、BMWに抗議するも受け入れてもらえず、当時フランクフルトモーターショー2013の会場の外で、同社への抗議文を記載した看板を持ちながら、自身の「M6」を破壊。
これを見たBMW本社は、「ただの迷惑行為だ。放っておけ」と無視。
この対応に更に激怒したHadi Pourmohseni氏は、破壊した「M6」を修理し、翌年のスイス・ジュネーブモーターショー2014でも、同様の抗議を行うも全くに相手にされませんでした。

しかし、全く懲りない同氏は、「7シリーズ」に乗り換えて3度目の抗議を実施。
もちろん受け入れてもらえなかったわけですが、さすがに今年の4回目ともなると、その行為も過激さを増し、近隣住民への迷惑行為、営業妨害であることから彼は逮捕。
ここまでBMWに未練があるのも中々に恐ろしいことではありますが、その一方で長期間BMW車両を所持するあたり、本当はこのメーカが好きで乗り続けたいという強い思いの表れなのかもしれないですが、それでもやはりこれだけの行き過ぎた行為を行うともなると、BMW本社から見放されてしまうのも無理はないとは思いますね。

Reference:motor1.com