噂のダイソンが遂に電気自動車参入へ。2020年には販売開始へ

2020-05-27

イギリスの家電メーカ・ダイソンが、電気自動車市場に参入することを発表しました。
これは、ダイソンの創業者であるジェームズ・ダイソン氏が、同社のスタッフに宛てた書簡に2020年までにEVを発売すると記載されていたことが始まりで、昨日の9/26にその発表が正式なものになりました。


ちなみに、ダイソンは2015年以降から電気自動車の車体やバッテリーの開発に取り組んでおり、現在400名のエンジニアからなるEVプロジェクトチームが発足されているとのこと。

なお、創業者であるジェームズ・ダイソン氏が、「電気自動車」を作りたいと考えたのは、1988年にアメリカ国立労働安全衛生研究所が発表した、ディーゼルの排ガスについての論文で、この時からジェームズ・ダイソン氏は、環境に優しい自動車を追求することに関心を抱き、いずれは自身が製造した電気自動車を世に送り出したいと考えていた模様。

それ以降、粛々と独自開発が進められた電気自動車開発プロジェクトですが、今現在では、カスタムシャシーの採用や、バッテリー技術の導入に向けて約3,000億円の設備投資を行い、イギリスやフランスでの2040年ガソリン・ディーゼルガソリンの新車販売が禁止される中で、大きな注目を受けていることは間違いないと思われます。

Reference:CARSCOOPS