ニュルブルクリンクでの最速記録は?2017年最新版をまとめてみた。2位にポルシェ「911GT2RS」がランクイン

2020-05-26

先日、ポルシェの新型「911GT2RS」が、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにてテスト走行を行ったところ、ラップタイムが6分47.30秒というとんでもない記録を生み出し、市販車最速となるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の6分52.01秒を上回りました。
とは言っても、ニュルブルクリンクでの総合最速記録保持車両として、ポルシェ以外のモデルも誕生していました。


今回は、ニュルブルクリンクでの最速記録の挑戦に挑んだ車両達のランキング(2017年版)をAUTOCARが正式に発表しているため、本ブログでも公開していきたいと思います。

1位  NIO「EP9」 ー 6分45.90秒
2位  ポルシェ「911GT2RS」 ー 6分47.30秒
3位  ラディカル「SR8LM」 ー 6分48.00秒
4位  ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」 ー 6分52.01秒
5位  ラディカル「SR8」 ー 6分56.08秒
6位  ポルシェ「918スパイダー」 ー 6分57.00秒
7位  ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」 ー 6分59.73秒
8位  日産「GT-R Nismo」 ー 7分08.68秒
9位  メルセデスベンツAMG「GT R」 ー 7分10.92秒
10位  グンペルト「アポロ・スピード」 ー 7分11.57秒

先日記録を更新したばかりのポルシェ「911GT2RS」は全体の2位という大躍進でしたが、現段階で1位となっているのは、中国が開発したEVスーパーカー・NIO「EP9」となっています。
NIO「EP9」のパワートレインとしては、各車輪に高性能モータを搭載し合計出力1,360psを発揮する100%電気自動車で、最高速度は313km/h、0-200km/hの加速時間は7.1秒ととんでもないスペックを持っています。
なお、最大航続可能距離は427kmで、たった45分にてフル充電可能。
世界限定10台のみの販売を予定しており、価格は約1.6億円となっています。

なお、今回のオフィシャルランキングには掲載されていませんが、ニュルブルクリンクでの世界最速記録を樹立しているのはマクラーレン「P1 LM」という「P1 GTR」を公道仕様に改造したモデルで、タイムは6分43.22秒という驚異的な数字をたたき出しています。
ちなみに、パワートレインとしては「P1 GTR」をベースに、ハイブリッド・パワーユニットからなる最高出力1,000psをそのままに、99オクタンのガソリンを高温にて燃焼させるようにエンジンをリチューンしたものとなっています。

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Reference:AUTOCART