メルセデスベンツ「A/B/Cクラス」など19車種にて2万台以上の大量リコール。エンジンスタータに不具合に有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、メルセデスベンツ「A180」を含めた19車種が大量リコール。

リコールの内容としては、エンジンスタータの不具合によるもので、エンジンスタータの使用方法に対する評価が不十分なために内部部品が故障により固着して、スタータモータが回転できない状態で始動操作を繰り返すとスタータの電気回路に過電流が流れてしまい始動電流リミッタが発熱することがあるとのこと。
そのため、始動電流リミッタの周辺部位が溶損して発煙し最悪の場合、発火するおそれがあるとしてリコールを発令。


対象となるのは、2014年8月26日~2017年3月8日に製造された「A180」「A250 4マチック」「B180」「B250 4マチック」「CLA180」「CLA180 SB」「CLA250」「CLA250 4マチック」「CLA250 SB」「CLA250 4マチック SB」「GLA180」「C200」「E400 4マチック」「E400 4マチック ステーションワゴン」、メルセデスベンツAMG「A45」「A45 4マチック」「CLA45 4M」「CLA45 4M SB」「E43 4マチック」の19車種で、合計2万2,404台という大規模なリコールとなります。

なお、全車両、スタータ配線にフューズを追加する、リコール作業を行うとのことですが、現時点で1件の不具合が発生しているとのことです。