大丈夫か?今度はメルセデスベンツ「GLK/Vシリーズ」がリコール。ECU、リヤランプの不具合のため注意

2020-05-27

自動車ニュース”Response”の記事より、メルセデスベンツ「GLK350 4マチック」がリコール。

リコールの内容としては、エンジンコントロールユニット(ECU)の不具合によるもので、ECUのプログラムが不適切なためにNOxセンサの製造公差によりNOx貯蔵触媒コンバータのNOx還元処理が適切に行われないことがあるとのこと。
そのため、NOxを貯蔵できる量が減り最悪の場合、NOxの排出量が基準値を超えるおそれがあるとして、リコールを発令しています。

対象となるのは、2012年2月22日~2015年6月7日に製造されたのモデルで、合計1,835台がリコールとなります。
改善措置としては、全車両、ECUプログラムを書き換えるリコール作業を行うとのことで、現時点での不具合は発生しているとのことです。


続いてもメルセデスベンツに関するもので、こちらは「V220d」のリヤランプユニットの不具合によるリコール。
どうやら、ボディ形状の設計が不適切だったらしく、リアランプユニット端部の一部が露出。
そのため、直径100mmの球体が直接接する部分の全ての角部が半径2.5mm以上であるとした保安基準第18条(車枠及び車体外部突起)の基準に適合しないことから、リコールを発令。

対象となるのは、2015年5月23日~2017年4月21日に製造されたのモデルで、合計1,043台がリコールとなります。
改善措置としては、全車両、左右のリアランプユニット端部の露出部位を覆うプロテクタを装着するリコール作業を行うとのことで、こちらも現時点での不具合は発生しているとのことです。

Reference:Response