これがランボルギーニの駐車だ。「カウンタック・リバース」をお披露目する勇姿を動画にて【動画有】

2020-05-26

スーパーカーブーム世代の方々なら知らない人はいない「カウンタック・リバース」。
1970年代、漫画「サーキットの狼」等でスーパーカーの火付け役となったランボルギーニ「カウンタック」ですが、当時のスーパーカーは、常軌を逸したデザインとスタイリング、高出力・高性能(つまりは高い数値を持った車)、美しさ、価格の全てがスーパーであることから、若い世代に絶大なる支持を得ていました。


ただ、こういったスーパーカーは、有り得ないほどに後方視界が悪く(後継モデルとなる「ディアブロ」も同様)、駐車する際は非常に危険であることから、「カウンタック」オーナーが縦開き(ガルウィング)のドアを上手く活用し、サイドステップないしはシートの端に腰掛け、上半身を車体から身を乗り出すようにして、後方を確認しながらバック駐車する姿から、自然と「カウンタック・リバース」という名称(もちろん、ドアが上に開くタイプの個体のみを指す)が付き、これを真似する「カウンタック/ディアブロ」オーナーが急増しました。

あまりにも不便すぎる駐車ではありますが、「これを行えるオーナーはカッコいい」と言われた程で、今現在でも「カウンタック/ディアブロ」を所有するオーナーは、イベントでのパフォーマンスの一環として行っているとのことです。
ただ、こういった駐車をする際、当時はマニュアルのみのトランスミッションを持つ個体しか存在しなかったため、「カウンタック・リバース」を行う際、後方視界を気にしながらも硬いクラッチとアクセルをうまく操作しながら行うというのは至難の業。それでも、こういった難易度の高い駐車スタイルを貫くのがランボルギーニオーナーなのかもしれないですが、男の憧れである以上、やはり極めておきたい業なのだと思います。

そんなランボルギーニ「カウンタック」の独特の駐車スタイルである「カウンタック・リバース」を行っている、「ディアブロ」オーナーが以下の動画にて登場していますが、かなり周りを気にしながら大変そうに駐車している姿が印象的。ですが、それでもスムーズにリバースしている姿はまさにクールの一言。

【How To Reverese a Lamborghini Diable!】

【こちらが本命のカウンタック・リバース】