ドバイにて、規定による転売禁止の「ラ・フェラーリ・アペルタ」が中古車市場にて登場。価格は新車の3倍以上

2020-05-26

ドバイの中古車販売サイト・ジェームズエディションにて、世界限定200台のみ販売され、今世界で最も購入が難しいとされる「ラ・フェラーリ・アペルタ」が販売中。
こちらの個体、販売元はドバイの高級車ディーラであるGTR Motorsにて販売されていますが、価格は驚異の約8.8億円とのことで、新車販売価格約2.3億円に対して約4倍のプレミア価値が付いていますが、フェラーリのスペチアーレモデルを購入する際、オーナーはフェラーリとの制約条件として最低でも18か月以上は売却することを禁じています。
もし、その条件を破る場合は、今後二度とフェラーリのスペチアーレモデルを購入することができない、とも言われていますが、このオーナーは過去にも「ラ・フェラーリ」を購入直後に転売していた模様。


なお、この「ラ・フェラーリ・アペルタ」は、既に5月の時点で高級車ディーラにて預けられていたとのことで、それまでの細かい書類の整理等(恐らくオーナーの情報をシークレットにすることや個人情報をフェラーリに漏えいしないために何かしらの策を講じている可能性も…)もあって販売が遅れた模様。

ちなみに、ボディカラーはフェラーリの定番でもあるロッソ・コルサ(レッド系)。

足回りについては、シンプルなシルバーのスター形状ホイールに、レッドのブレーキキャリパカバーを装着。
ルーフはカーボンファイバ製のハードトップとなりますが、こちらのルーフだけで約400万円のオプション費用が発生します。

内装も非常にシンプルなブラックとレッドのアクセントを加えたフルレザーシート。
ステアリングホイールはアルカンターラを使用していますね。
なお、全てのコンポーネントにはオールカーボンが使用されており、これらだけでもオプション費用は1,000万円近くになると推測。

なお、この個体の走行距離は0km(厳密には数km走行済)という情報があり、恐らく納車した直後に即転売へと移ったのではないかと思われます。

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「ラ・フェラーリ・アペルタ」のソフトトップルーフの開け方を紹介する動画が公開。但し、既に日本でもルーフを開ける動画を公開済【動画有】

Reference:CARSCOOPS