VW「トゥアレグ」が1万台を超えるリコール。燃料ポンプの不具合により漏れの恐れ有り

2020-05-27

自動車ニュース”Response”の記事より、フォルクスワーゲン「トゥアレグ・シリーズ」が大量リコール。

リコールの内容としては、燃料ポンプフィルターフランジの不具合によるもので、燃料ポンプフィルターフランジの取付位置が不適切なためにフランジ部が雨水等の被水により早期に劣化することがあるとのこと。
そのため、フランジ部の強度が低下してそのままの状態で使用を続けると、燃料の圧力によりフランジ部に亀裂が生じてしまい燃料が漏れるおそれがあるとして、フォルクスワーゲンがリコールを発令。


対象となるのは、2003年2月24日~2010年5月24日に製造された「トゥアレグ 3.2 V6」「トゥアレグ 4.2 V8」「トゥアレグ 4.2 V8 エアサス」「トゥアレグ W12 スポーツ」「トゥアレグ 3.2 V6 エアサス」「トゥアレグ 3.6 V6 エアサス」「トゥアレグ 3.6 V6」の7車種で、計1万369台のモデルで、大規模なリコールとなります。

改善措置としては、全車両、燃料ポンプフィルターフランジ部に保護フイルムを貼り付けるリコール作業を行うとのことですが、フランジ部を点検して、変色している場合は新品に交換した上で、保護フイルムを貼り付けるとのこと。
なお、現時点ですでに24件の不具合が発生しているとのことです。