スペイン発。謎のハイブリッド・スーパーカー「ボレアス」のスペックが一部公開に。0-100km/hの加速時間は2.8秒【動画有】

2020-05-27

スペインの自動車新興メーカである、DSDデザイン&モータースポーツが最強のハイブリッドハイパーカーを正式に販売へ。
車名は「ボレアス」で、以前にル・マン24時間レース付近にて展示されていたモデルであるとのこと。
「ボレアス」とは、ギリシャ神話に登場する北風の神を指し、非常に強力な神でありながらも粗暴な性格の持ち主なのだとか。

フェラーリやランボルギーニとは異なり、全く聞き慣れない未知のメーカではありますが、デザインの観点から非常に欧州からも注目が集められており、まるでWモーターズの「ライカン・ハイパースポーツ」のようなトランスフォームしそうなデザインで有る一方、かなりマクラーレン寄り(特に「675LT」)でもありますね。


急斜面のフロントエンドからフードにかけての形状や、マクラーレンからインスパイアしたようなカーボンファイバ製のダクト、そして、ルーフと一体化したようなフロントガラスはまさしくスーパーカーデザインですね。

リヤデザインもかなり独特で、カーボンファイバ製のリヤウィングに、2つの丸型テールランプ、ブガッティ「シロン」のようなセンターLEDストリップ等、あらゆるデザインのインスピレーションを得た形での最適なスタイリングを生み出しているようにも感じられます。

さて、注目のパワートレインは、排気量やエンジンは不明ではあるものの、合計最高出力は驚異の1,000ps以上で、0-100km/hの加速時間は2.8秒、最高時速は380km/hにまで到達するとのことで、恐らくランボルギーニ「アヴェンタドールSV」にも勝る加速性能を有していますね。

なお、この個体は今年の12月から生産がスタートするとのことですが、世界限定12台のみ販売されるとのことですが、価格は未だ一般向けに公表されていないとのこと。

Reference:autoevolution