BMW「M6」のV10エンジンから6ロータリーにスワップ。クレイジーな高回転型800馬力仕様に

2020-05-26

BMWのMスポーツ「E63 M6」のV10エンジンからマツダ・6ロータリーにエンジンスワップしたクレイジーな個体が登場。
この個体は、南アフリカのチューナーであるAJレーシングがカスタムしたもので、エンジンはKiwiReによって一本化。

元々のスペックとしては、排気量5.0L V型10気筒エンジンを搭載し、最高出力507ps/7,750rpm、最大トルク520Nm/6,100rpmを発揮。0-100km/hの加速時間は4.6秒にて到達するハイパフォーマンスモデルとなっていますが、敢えてこのエンジンから2ローターエンジンの13Bのハウジングを繋ぎ合わせて、エキセントリックシャフトを制作し、高回転型のエンジンに載せ替えた模様(これは中々に変態な構成)。


ちなみに、6ロータリーエンジンを搭載したことにより、最高出力は507ps/7,750rpm→800ps/9,000rpmへと向上。
エキゾーストサウンドも、ロータリーサウンド特有の甲高いものに変化しています。

もちろん、カスタムしたのはエンジンだけでなく外観においても大きく変化しています。
フロントを確認していくと、エンジンフードにダクトを設けブラックペイント化し、フロントヘッドライトにはカーボンパーツを装着。
フロントスプリッターが何ともスポーティな印象を与えます。

足回りについては、専用スポーツサスペンションや10ピストンフロントブレーキ、19インチブラックペイントのカスタムホイール、イエローブレーキキャリパーを装着しています。

リヤには、空力抵抗を改良した大型リヤウィング、大口径エキゾーストパイプを装着することで、ダイナミックさを強調しています。

内装はもはやコメントの必要はなさそうですね。
ここまで実用性を完全無視すれば非常に気持ちが良いです。

Reference:CARSCOOPS