アウディ・現行「TT」が50万台を突破。3世代に渡ると累計100万台突破に

2020-05-26

アウディ・スポーツクーペの現行モデルとなる「TT」の総生産台数が50万台を突破し、更には3世代通じて累計100万台を生産したことが判明しました。
アウディ「TT」は1998年4月にアウディ・ハンガリー工場にて生産が開始され今日に至るわけですが、今回記念すべき50万台目の生産車両はヴァイパー・グリーンの「TTSクーペ」と何とも珍しい個体。
オーナーは30代の男性とのことで、この記念すべき50万台目にて製造されたという情報は納車されてから知らせを受けたとのこと。


ちなみに、ハンガリー工場にて「TTクーペ」の製造を担当する従業員は約4,000名とのことで、ロードスターやRSモデルも同工場にて製造されるもラインは若干異なるとのこと。
また、同工場では「TT」以外にも2013年6月以降「A3セダン」も生産を開始し、更に10月にはオープンモデルとなる「A3カブリオレ」も製造。

今後は、更なるラインナップモデルの製造を拡大(特にクロスオーバーやSUV)するために、既に80,000㎡をカバーする新たな組立てラインを増築する計画を立てている模様。

なお、ハンガリー工場ではこれまで1,926,638台のエンジン(6種類のガソリンエンジンと5種類のディーゼルエンジン)の生産をしており、約6,000人の従業員が8,800台以上/月のエンジンを作り上げるように指示されていて、これは3大陸に位置する32個所の工場へと出荷される重要な工場となっています。

Reference:motor1.com