ランボルギーニが2021年に4ドアセダンを販売か。プラットフォームはポルシェ「パナメーラ」との情報も

2020-05-27

ランボルギーニは、今年12月4日に新たなSSUVモデルとなる「ウルス」を発表しますが、更にその4年後の2021年には新たな4ドアセダンのコンセプトモデルを発表する可能性があるとのこと。
これは恐らく、約9年前のパリモーターショー2008にて発表されたコンセプトモデル「エストーケ」を指していると思われますが、この個体をみる限り、先代の「ガヤルド」と後継の「ウラカン」を足して2で割ったようなスタイルでありながら、パワートレインは排気量5.2L V型10気筒エンジンを搭載する、最高出力560psの「ガヤルド」仕様。
しかし、将来的にはV型12気筒ターボエンジンやV型8気筒エンジン+ハイブリッドが開発される可能性もあるとのことでしたが、現時点では全く持って不明となっています。


しかしながら、ランボルギーニの4番目のラインナップになる可能性も高いとして、プラットフォームについてはポルシェ「パナメーラ」やベントレー「コンチネンタル」にも採用のMSBプラットフォームを流用するとのことで、低重心且つ車体剛性抜群の最強の4ドアセダンになることは間違いなさそう。

ただ、4ドアセダンともなると車体重量が相当に重くなるとの懸念もあるため、ランボルギーニとしては極力カーボンパーツを使用していきたいとのことですが、その分コストアップにもつながるため、どのような設計思想を以て開発を進めていくのか非常に気になるところ。

ちなみに、ランボルギーニはこのコンセプトモデルを発表する以外に、2018年には「チェンテナリオ」や「ヴェネーノ」といった限定モデルが発表されるとの情報もあり、この数年間でランボルギーニがラインナップするモデル数が急激に増え、同車のブランド価値はもちろんのこと、全世界での人気度も相当に高くなっていることが確認できますね。

上述の通り、今年度末には「ウルス」も発表されるため、更なるランボルギーニの販売台数が伸びることは明確ですが、それに合わせてフェラーリやマクラーレン、そしてアストンマーティンも新規ラインナップを増やし、売り上げ台数を伸ばしていることは間違いなく、競争力が加速すると共に、更なる品質の向上とコスト面の考慮、そして購入方法などもより一層ユーザーにとって有利な立場へとシフトしていくことを期待したいところです。

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Reference:motor1.com