V8エンジン搭載のアストンマーティン「DB11ヴォランテ」が遂にデビュー。美を極めし最高のオープンモデル【動画有】

2020-05-26

アストンマーティンの2+2シータクーペモデルのオープン版となる「DB11ヴォランテ」が遂に世界デビュー。
恐らく世界トップクラスの美しさを持つ最強のコンバーチブルモデル「DB11ヴォランテ」ですが、アストンマーティンが昨年発表したV型12気筒搭載の「DB11クーペ」と、今年新たにラインナップしたV8仕様の「DB11」に加えてのファミリーモデルとなります。

今回発表している「DB11ヴォランテ」は、ルーフがソフトトップ仕様且つ自動開閉式。
ルーフカラーは”ボルドーレッド”と”ブラックシルバー”、”グレーシルバー”の3種類のみとなりますが、騒音並びに断熱対策用の8層式で、走行中の風の騒音も最小限に抑える等、快適性も向上しているとのこと。
ルーフの開閉時間は、オープンに14秒/クローズに16秒となっており、時速50km/hまでであれば走行中でもルーフ開閉は可能とのこと。
なお、このソフトトップルーフは、約10万サイクルの特別且つ厳しい気候条件(デスバレーから北極圏まえ)の中で使用した結果、全く問題の無い信頼性の高いルーフを実現したとのこと。


今回世界デビューした「DB11ヴォランテ」ですが、プラットフォームは「DB11クーペ」をベースとしており、車体重量は「DB9ヴォランテ」に比べて約20%軽量化され、更には剛性も5%程向上しているとのこと。

パワートレインは、「DB11クーペ」のV8モデルと同様の排気量4.0L AMG製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力510ps、最大トルク695Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は4.0秒で、最高時速は301km/hにまで到達。ちなみに、ラインナップはV8モデルのみとなります。
トランスミッションは8速ATギヤボックス、ダイナミックトルクベクタリングを備え差動スリップディファレンシャル及び電動パワーステアリングを同期することで安定した走行性能を発揮します。

なお、「DB11ヴォランテ」の初回デリバリーは2018年の春頃になると予想。
価格としてはイギリス価格にて約2,500万円、ドイツでは約2,830万円、アメリカでは約2,600万円にて販売されるとのことです。

Reference:CARSCOOPS