テスラ「モデルX」が1万台を超えるリコール。クラッシュするとシートが動く恐れ有り

2020-05-26

アメリカのEV自動車メーカ・テスラが販売するハッチバックモデル「モデルX」が1万台を超える大量リコールを発令。
リコールの内容としては、2列目の座席の固定方法に問題があるとして、テスラでの内部テスト中にシートケーブルが正しく調整されていないことを発見。その結果、2列目左座席を直立位置にロックすることができず、クラッシュ等の衝突の際にシートが突然前方に移動する恐れがあるためリコールを発令したとのこと。


対象となる車両は、2016年10月28日から2017年8月16日に製造された約11,000台で、その内の約3%の車両に問題があるかもしれないとのこと。
改善措置としては、各ディーラにおいて「モデルX」の2列目シートのシートケーブルを正しく調整するリコール作業を行う模様。
なお、現時点ではこの問題に関する報告はされておらず、事故も発生していないとのことです。

Reference:CARSCOOPS