アルファロメオ初の製造車両「G1」がオークションに登場。予想落札価格は約1.8億円

2020-05-26

来年より開催予定のオークションにて、アルファロメオが初めて製造・販売した車両「G1」が出品されることが判明。
この個体は、僅か52台のみ製造された希少なモデルであり、おまけに「状態良し」「エンジン良し」「自走可」の条件が揃った「G1」は本当に稀とのことで、この個体はある意味幻の1台とも言われています。


ボディタイプとしては、スパイダーコルサのオープンモデルで、駆動方式は後輪駆動(FR)、気になるパワートレインは排気量6.3L I6エンジンを搭載し、トランスミッションは4速MT。
車体サイズについては、一部不明ながらも全長4,494mm、ホイールベース3,400mm、車体重量1,500kgとなります。

排気量が非常に大きい割には最高出力約90ps程度と非力ではありますが、当時は相当なハイスペックモデルで有った模様。


シャシーナンバーは6018で、この個体が保管されていたのはオーストラリア。
そのため、ハンドルは右仕様となります。

内装は非常にシンプルなキャメルタイプのレザーシートで、大きく色あせていますが程度は良好。
恐らくここまで生地がしっかりとキープできているのは、この「G1」だけではないでしょうか。

ちなみに、予想落札価格は約1.8億円。
アルファロメオ最初の生産モデルでありながら、これだけの程度の良い個体ともなるともう少し価格は上昇しそうですね。

Reference:CARSCOOPS