ポルシェから新グレード「911カレラT」が登場。「911カレラ」ベースで20kgの軽量化

2020-05-26

ポルシェより、2018年の新型モデルとして「911カレラ」をベースとした「911カレラT(Touring)」を発表しました。
「911カレラT」の価格は未だ公表されていませんが、高くとも約1300万円程。
車体デザインとしては、1968年の「911T」からインスピレーションを得ているとのこと。
パワートレインは、「911カレラ」譲りの排気量3.0L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力375ps、最大トルク460Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は4.3秒にて到達し、最高速度は290km/h、そしてオプションにて選択が可能なPDKトランスミッションともなると、0-100km/hの加速時間は4.0秒に短縮されます。


外観については、新たな「911 Carrera T」のバッジを備え、車種名を表記したブラックのサイドデカールを貼付。
リヤはセンターツイン出しマフラを装備し、リヤトランクには縦型ブラック調のグリルが設けられていますね。

内装は非常にシンプルで、シートはおそらくファブリックないしは本革シートを選択できるとは思いますが、それにあわせてのイエローのカラードステッチが何ともオシャレ。
ヘッドレストに「911」の刺繍が施されています。
なお、「911カレラT」では、本来あるべきリヤシートを完全に撤去したことにより車体重量を20kg軽量化した1,425kgを実現。
おまけにリヤウィンドウとリヤサイドウィンドウを軽量ガラスに変更し、遮音材も大幅に省かれたことも20kgの軽量化に繋がっています。

ドライバーズシートから見るインフォテイメントディスプレイも非常にシンプルなアナログタイプの速度メータを表示。
ステアリングホイールも3スポークとシンプルでありながらもスパルタンなデザインとなっています。

Reference:CARSCOOPS