これは珍しい。モナコにてマットグリーンのランボルギーニ「ディアブロVT」が目撃に

2020-05-27

スーパーカー/ハイパーカーなどが多数存在するモナコにて、何とも珍しいエメラルドマットグリーンのランボルギーニ「ディアブロVT」が目撃に。
「ディアブロ」は、スーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」の後継モデルで、駆動方式は後輪駆動(MR)であったものの、その個体を後輪駆動主体型のフルタイムAWDにしたのが「ディアブロVT(ヴィスカス・トラクション)」となります。


この個体は、1993年~1999年の間に880台製造された希少なモデルで、通常の「ディアブロ」に比べて約50kg(フロントを中心に)重いものの、前後のバランス比を向上させることに走行性能がアップするという一石二鳥モデル。

今回目撃されている個体は後期型となるわけですが、1996年にはリアコンビネーションランプがSE30型に変更され、更にはフロントリフター機能も追加することで実用性を向上(ここから「ムルシエラゴ」「アヴェンタドール」にもリフトアップ機能が盛り込まれた)。
リヤウィングが同色からカーボン調カスタムしているところは中々にグッド。

前期型と後期型で見分けが付くものと言えば、やはりフロントヘッドライトが格納式のリトラクタブル・ヘッドライトではなくなったことが大きく判別しやすいのですが、それ以外にもフロントフォグライト下のエアスクープが設定されたものの、何故か1995年式の「ディアブロ」フェイスリフトモデルにもエアスクープが設けられてしまったため、見分けの判別をつけるとしたらリヤエンブレムでしか見分けが付けられませんでした。

ちなみに、このモデルに装備されるフロントヘッドライトが日産「フェアレディZ”300ZX Z32″」と全く同じものを移植しているということは非常に有名な話ですね。

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Reference:AUTOGESPOT