アウディ「TTクラブスポーツターボ・コンセプト」がSEMAショーにて登場。「R8」に負けぬ600馬力のハイパフォーマンスモデル

2020-05-26

先日より、アメリカ・ラスベガスにて開催する世界最大級の自動車アフターマーケットパーツショー・SEMAショー2017にて、アウディの2ドアクーペモデル「TT」をベースとしたハイパフォーマンスカスタムモデル「TTクラブスポーツターボ・コンセプト」が登場。
今回発表されている個体は、アウディの上位グレード「TT RS」と「R8」の中間に位置するパフォーマンスモデルで、1980年のIMSO GTOレーシングカーからインスピレーションを受けているとのことで、気になるパワートレインは排気量2.5L インライン5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は600psというとんでもないスペックを所持。
しかも、0-100km/hの加速時間は3.6秒、最高時速は310km/hとアウディの最上位モデル「R8」を凌駕するほどの加速力を持ちます。


そんなパフォーマンスカスタムモデルの「TTクラブスポーツターボ・コンセプト」ですが、エクステンション・フェンダーの装着より、車幅を約140mmも拡大。
更にはカーボンファイバ製フロントスプリッターやリヤウィングを装着することでダウンフォースを発生します(リヤウィングは手動にて調整が可能)。

フロント部分には、カーボンパーツが多用され、控えめのカーボンファイバ製カナードやエアインテーク周りにもカーボンフレームを採用。
フロントボンネットダクトにもカーボンがさり気なく使用されていますね。

リヤデザインも中々にハード。
Akrapovic社との共同開発によって生み出されたスペシャルエキゾーストシステムを搭載し、更に足回りには20インチの鍛造ホイール、2ウェイ方式のコイルオーバー等も装備することで走行性能を向上。

インテリアも拘りが強く、ステアリングホイールにはアルカンターラ素材+レッドのストライプを加えることでスポーティさを演出。
センターコンソール部にはカーボンがふんだんに使用されていますね。
ちなみに、この個体は現在開催中のSEMAショー2017にて出展されていますが、ゆくゆくはアウディ・スポーツパフォーマンスパーツとして販売を計画しているとのことです。

Reference:motor1.com