何この神業。ヴァイオリン一つでイニシャルDのBGMとドリフト・エキゾースト音を演奏してみた【動画有】

2022-06-29

とある日本のヴァイオリニストが、アニメ「頭文字(イニシャル)D」でのバトルシーンをヴァイオリン一つで全て演奏してしまうという動画。
演奏は、イニシャルDの定番サウンドでもある「ナイト・オブ・ファイア」のBGMから始まり、バトルシーンは高橋啓介のロータリモデルであるマツダ「RX-7 FD3S」と星野好造の4WDスポーツモデルとなる日産「GT-R R34」。
この2台がカラーコーンを基点にドリフトターンするシーンが流れますが、その際に発するタイヤのスキール音とエキゾーストサウンドを全てヴァイオリン一つで演奏するという驚異の技に。


エンジンの加速サウンドはもはやF1並みの高音域となっていますが、緻密に再現されるヴァイオリンのサウンドと可能性の高さにただただ圧巻。

個人的に聞いていただきところは、トヨタ「AE86」がある一定の速度を超えたところで発する「キンコン、キンコン」という速度警告音。
この「キンコン」という機械式チャイムの構造としては、小型の鉄琴と同様の仕組みを利用した物となっていますが、それすらもヴァイオリンで再現するという高度な技術。
その他にも、ロータリーサウンドやVTECターボサウンド等、車両によってエキゾースト音が若干異なるというのも素晴らしい配慮ですね。

ちなみに、この演奏を行っている人物はクラシック・デュオ「スギテツ」でお馴染みの岡田鉄平 氏。Youtubeサイトでも自身の公式アカウントを持ち、ヴァイオリンの技術を活かしたユーモアある「やってみたシリーズ」を展開する人気ユーチューバーでもありますね。