これは過激。ホンダが「CR-V」をディーゼル&レーシングモデルにカスタム

2020-05-26

ホンダUKとミッション・モータースポーツが、ウェールズにあるAngleseyサーキットにて現在開催中となっているレース・オブ・リメンブランス向けに新型のディーゼルレーシングモデル「CR-V」を開発。

この個体を開発したチームは、プロジェクトベースとして「CR-V」に排気量1.6L i-DTEC AWD EXモデルを使用し、ダッシュボードを除いたすべてのパーツを省くことで、最大限の軽量化に成功。
更には別売りのロールケージとレーシングシート(運転席のみ)、ハーネスも追加しています。


パフォーマンス面においては、特別なスポーツサスペンションが追加され、車体の重心を大幅に下げ、更には大口径タイプのブレンボ製ブレーキ(新型「シビック・タイプR」から流用)を装着し、調整可能なキャンバーコントロールアーム、けん引フックも装備しています。

また、この個体は6時間耐久レース対応のため、追加にてフロントグリルにLEDライトバーを追加装備。
全体的に非常にスパルタンな仕上がりとなっていますが、ホンダUKのフィル・ウェブ氏は「これは我々が大いに誇りをかけて作り上げたユニークなプロジェクトである。ミッション・モータースポーツチームは、昼夜関係なくサポートを続けてきた。今回のディーゼルモデルとなるCR-Vは絶対に目が離せない」とコメントし、レースイベントにかける強い意気込みが感じられますね。

Reference:CARSCOOPS