廃版のパーツを提供する日産・NISMOヘリテージが遂に始動。「R32」用パーツは12月より提供開始

2020-05-26

日産の過去の主要モデルを少しでも長く所有していただくため、同社は設計当時のスペアパーツを供給するNISMO(ニスモ)ヘリテージプログラムを発表しました。
このNISMOヘリテージプログラムは、日産と日産自動車スポーツ、Autech Japan及びサプライヤによる共同プロジェクトとなっており、今回その第一段階としてスポーツモデル・スカイライン「GT-R R32」のためのパーツが12月1日より供給されることがわかりました。


今回供給される「GT-R R32」のパーツは約80点と非常に多く、これらのパーツの中にはハーネスやホース、エンブレム、および外装部品(バンパー)等も準備されるため、経年劣化によるパーツ不足や新規パーツの製作といった諸問題が解消されるため、日本のみならず海外においても大きく注目されているサービスとなります。

なお、「GT-R R32」意外にもR33/R34といったモデル用スペアパーツも供給されるとのことで、近い将来はパーツに困ることは無さそう。
なお、日産が特定のパーツを元のサプライヤに依頼し、再現することができないものが見つかった場合は、NISMOがこれらのパーツの代替品、ないしは新規加工にてオーバーホール品に好感することを検討しているとのことです。
(もちろん、この際に検査する人物が認定検査員であることを信じていますが…)

Reference:CARSCOOPS