スズキ「ワゴンR/アルト」等が20万台を超える大型リコール。サスペンション不具合にて走行不能の恐れ有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、スズキ「ワゴンR/アルト」を始めとする軽自動車が21万台を超える大型リコールを発令。

リコールの内容としては、フロントサスペンションの不具合によるもので、フロントサスペンションフレームの製造が不適切なために塩水などでサスペンションフレームのロアアーム取付ブラケットが腐食することがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行してしまいロアアーム取付ブラケットが破損して、最悪の場合、ロアアームが脱落して走行不能となるおそれがあるとしてリコールを発令した模様。


対象となるのは、スズキ「ワゴンR」「アルト」「MRワゴン」「セルボ」、日産「ピノ」「モコ」、マツダ「AZワゴン」「キャロル」の8車種で、2007年2月1日~2007年7月16日に製造された、計21万876台がリコールとなります。
また、これに加えて2007値円2月1日~2007年7月31日出荷された交換修理部品1,108個においても、車両は特定不明であるもリコールの対象となります。

改善措置としては、全車両、サスペンションフレームの点検を行って腐食が認められる場合は、サスペンションフレームを良品と交換。腐食が認められない場合は、サスペンションフレームのロアアーム取付ブラケット部に防錆剤を塗布する、リコール作業を行うとのこと。
なお、現時点では不具合件数は30件発生しているも、事故は発生していないことです。