ケーニグセグが本気だ。最強PHVモデル「レゲーラ」にてニュル最速記録を狙う【動画有】

2020-05-26

ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでの内燃機関最速記録を持つポルシェ「911GT2RS」。
その記録にして6分47.30秒と実に驚異的ではありますが、この記録を打ち破るべく登場するのが、ケーニグセグ初のPHVモデルとなる「レゲーラ」となります。

「レゲーラ」の気になるパワートレインは、排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジン+リア左右モーター+クランクシャフトモーターを搭載することで最高出力1,500ps以上、最大トルク2,000Nmととんでもないスペックを発揮。
0-100km/hの加速時間は2.8秒以下となりますが、電気モータ特有の高トルクと空力特性を生かして、後半からの伸びとハイレベルな走行性能を活かし、ポルシェ「911GT2RS」の記録を打ち破ろうと計画中。

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「レゲーラ」でのニュルブルクリンクタイムアタックについては、今のところ具体的なトライ日は決定していないものの、恐らく2018年初めに挑戦してくるのではないかと推測。
最高出力にして約2倍以上も異なる「レゲーラ」が、一体どこまで食いつくことが出来るのか、最速記録を打ち立てることができるのか非常に気になるところですね。

ちなみに、このニュルブルクリンクでの記録以外にも、0-400-0km/hの加減速記録においてもシレっと準備中。
これについては、ヘネシーの新型モデルとなる「ヴェノムF5」にて、ケーニグセグ「アゲーラRS」の記録となる36.44秒の更新並び、公道平均最高時速447km/hを更新すべく、近日中に登場する可能性が高いと思われます。

しかし、それでも次なる一手を持っているのがケーニグセグ「レゲーラ」で、パワートレイは上述の通りでありながら、0-400km/hの加速時間はわずか20秒と圧倒的で、理論値上では0-400-0km/hの加減速時間は30秒以内にてフィニッシュする可能性が高いとのこと(「アゲーラRS」よりも約4秒速い)から、可能性としては「ヴェノムF5」に打ち勝つためのスペックは十分に持っているとし、「アゲーラRS」の記録が陥落しても、すぐさま塗り替える準備は十分に出来上がっているのではないかと思います。
ここにきて、いきなり注目度が増してきたPHVモデルとなる「レゲーラ」ですが、もしかするとニュルブルクリンクサーキットでの最速記録に加えて、0-400-0km/hの加減速記録、そして公道平均最速記録と三冠記録を本当に打ち立ててしまいそうな気がしますね。

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Reference:autoevolution