過去と未来の融合。ランボルギーニの新たなモデル「コンセプトX」が公開に

2020-05-27

ランボルギーニの新たなコンセプトモデル「コンセプトX」が突如として公開に。
この個体は、デジタルデザイナーであるMilen Ivanov氏によって作成されたアンオフィシャルデザインではありますが、以前にランボルギーニとマサチューセッツ工科大学の提携により生み出されたEVモデル「Terzo Millennio Concept(テルッツオ・ミッレニオ)」をイメージさせるようなスタイリングとデザイン、そしてY字型を強調したLEDヘッドライトはまさに踏襲デザインとなっていますね。

【Terzo Millennio Conceptの関連記事】
遂にランボルギーニ「アヴェンタドール」の後継「テルッツオ・ミレニオ」が公開。イタルデザイン「ゼロ・ウノ」がモチーフか
ランボルギーニの未来型EVスーパーカー「テルッツオ・ミッレニオ」の実写モデルが世界初公開【動画有】
ランボルギーニの未来型EVスーパーカー「テルッツオ・ミッレニオ」。車高が低すぎて積載がシュール過ぎる件【動画有】


スタイリングとしては、流線形を描くような滑らかなものではなく、むしろ1980年代のスーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」ベース並びに「アヴェンタドール」も含めた角のあるものに。
あまり明白ではないエアロパッケージや、全くイメージが付かないコックピットと思われるセンターデザインも、ランボルギーニらしい非現実性の高い仕上がりとなっていますね。

リヤデザインは、ランボルギーニの世界限定モデル「ヴェネーノ」や「チェンテナリオ」のような1本のシームレスラインにて構成されたY型リヤテールライトを採用。
リヤディフューザーも奥行きがあり、なによりも派手。
リヤマフラーは、ダミー式のマフラカッタを装着していますが、もしかするとこの個体はEVモデルの可能性が高いですね。

フレアフェンダー上部を見てみると、何やら不思議なミラーのようなものが装備されていますね。
これはおそらくカメラが搭載されたサイドミラー代わりと推測。
技術的には非常に最先端ではありますが、足回りのホイールについてはレトロな「カウンタック」ベース。
ところどころで過去と未来を融合させる「コンセプトX」ですが、ある意味マッチング性の強い個性的な一台となっています。

【ランボルギーニ・コンセプトの関連記事】
意外な真実。フェラーリよりも先にランボルギーニが30年前に「ポルトフィーノ」を発表していた件
ランボルギーニ「カウンタック」の次世代モデルはコレだ!というレンダリング画像が公開に
本当か?ランボルギーニのコンセプトカー「ESTOQUE(エストーケ)」が現実的に市販化される?
ランボルギーニのワンオフモデル「コンセプトS」が遂に売れた。ただし、落札価格は予想よりもかなり低かった模様

Reference:CARSCOOPS