過去と未来の融合。ランボルギーニの新たなモデル「コンセプトX」が公開に
ランボルギーニの新たなコンセプトモデル「コンセプトX」が突如として公開に。
この個体は、デジタルデザイナーであるMilen Ivanov氏によって作成されたアンオフィシャルデザインではありますが、以前にランボルギーニとマサチューセッツ工科大学の提携により生み出されたEVモデル「Terzo Millennio Concept(テルッツオ・ミッレニオ)」をイメージさせるようなスタイリングとデザイン、そしてY字型を強調したLEDヘッドライトはまさに踏襲デザインとなっていますね。
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スタイリングとしては、流線形を描くような滑らかなものではなく、むしろ1980年代のスーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」ベース並びに「アヴェンタドール」も含めた角のあるものに。
あまり明白ではないエアロパッケージや、全くイメージが付かないコックピットと思われるセンターデザインも、ランボルギーニらしい非現実性の高い仕上がりとなっていますね。
リヤデザインは、ランボルギーニの世界限定モデル「ヴェネーノ」や「チェンテナリオ」のような1本のシームレスラインにて構成されたY型リヤテールライトを採用。
リヤディフューザーも奥行きがあり、なによりも派手。
リヤマフラーは、ダミー式のマフラカッタを装着していますが、もしかするとこの個体はEVモデルの可能性が高いですね。
フレアフェンダー上部を見てみると、何やら不思議なミラーのようなものが装備されていますね。
これはおそらくカメラが搭載されたサイドミラー代わりと推測。
技術的には非常に最先端ではありますが、足回りのホイールについてはレトロな「カウンタック」ベース。
ところどころで過去と未来を融合させる「コンセプトX」ですが、ある意味マッチング性の強い個性的な一台となっています。
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Reference:CARSCOOPS