ロンドンにてブガッティ「シロン」とパガーニ「ウアイラBC」のコンボ。それを逃さないサイクリストユーチューバー【動画有】

2020-11-11

たった2台で5億円。それを逃がさないサイクリスト

イギリス・ロンドンにて、ブガッティ「シロン」とパガーニ「ウアイラBC」という億超えコンビが目撃されています。

そして、これらの個体を一切逃さない最強サイクリスト兼ユーチューバーのRichnwilliams氏が、タクシーやバス等を振り切る形でしっかりとハイパーカー2台の撮影に成功していますね。

僅か2台ではありますが、これらの総額を足し合わせると約5億円にまで到達するであろうハイパーカー達ですが、最近よくロンドンの街中にツーリングしているシーンが目撃されているとのこと。


意外と知らない「シロン」の特殊構造

ちなみに、今回目撃されているホワイト系のブガッティ「シロン」は、世界限定500台のみ生産される希少モデルで、「ヴェイロン」の後継モデルに位置します。

パワートレインは、排気量8.0L W16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps‣最大トルク1,600Nmを発揮。

「シロン」のエンジンは、熱量が相当に大きいことから、冷却を重視したボディデザインとなっており、ラジエータは15個装備されるなど冷却は絶対条件。

もちろん、エンジンの冷却を助けるボディサイドのCラインの大型エアインテークやフロントの馬蹄型グリルから大量の空気を取り込むことが相当に重要になるとのことで、単なるデザインに留まらないブガッティの技術力は相当に高いものと思われます。

なお、車両本体価格は約3億円となっていますが、オプション費用等を諸々考慮すると最低でも3,500万円は追加されるとのことで、総額約3.4億円と予想。

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「シロン」に負けず劣らずの芸術品「ウアイラBC」

次は、パープルとブラックのパガーニ「ウアイラBC」。

「ゾンダ」の後継モデルとして登場したのが「ウアイラ」となりますが、この個体を軽量サーキット仕様とするため、フロントリップスポイラーやサイドスカート、大型リヤウィング、リヤディフューザーを追加し、更にはエアロダイナミクス性能を向上させることで走行性能を大幅アップ。

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パワートレインは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps/6,200rpm、最大トルク1,100Nmまでチューンアップ。車体重量は1,218kgと「ウアイラ」よりも132kg軽量化し、トランスミッションはXtrac製7速ATを搭載。

世界限定20台のみ製造されたこちらの個体ですが、「ウアイラ」という名称は南米の先住民族が信仰する神の名を意味。

なお、”BC”はパガーニの最初の顧客の名前がベニー・ケイオラ氏という人物であったことから、彼のイニシャルを取って「ウアイラBC」となっています。

【Bugatti Chiron v Pagani Huayra BC v Cyclist】

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Reference:autoevolution