シボレー・ミドシップモデル「コルベットC8」のエンジンと足回りのCADデータがリーク。エンジンはLT1?

2020-05-26

先日シボレーが発表したばかりのハードコアモデル「コルベットC7 ZR1」が明らかとなった一方で、今度は新型ミドシップモデル「コルベットC8」と思われるエンジンとその足回りのCADデータ画像がリーク。
このデータ画像は、コルベット・フォーラムよりリークしたもので、現行モデルとなる「コルベットC7」から流用されているものや、更なる進化版のコイルスプリングやいくつかのコンポーネントが公開されています。


また、以下のリーク画像については、大規模と思われるブレーキディスクやLT1と思われるエンジンを搭載した車両であると考えられますが、「コルベットC8」は全部で3種類のエンジンがラインナップされるため、今回のモデルは「コルベットC7」にも採用のエントリーモデルになる可能性がありそうですね。

ちなみに、「コルベットC7」に採用のLT1型のエンジンは、排気量6.2L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力466ps、最大トルク630Nmを発揮する、ボアストローク比0.89のショートストローク型エンジン(ボア103.mm×ストローク92.0mm)。
そのため、排気量と気筒数が同一となると、ロングストローク型に比べて低回転域でのトルク特性は劣ってしまうものの、高回転域での充填効率は向上され、更には摺動抵抗も軽減されることから出力の向上が見込めます。
今回のリーク画像では、そういったベースグレードに採用される可能性の高いエンジンが公開されているものの、信憑性を高めることは難しいため、現時点では本当に採用されるかは何とも言えないのが正直なところ。

なお、コルベット・フォーラム経由での資料によると、「コルベットC8」に搭載されるエンジンは、V型8気筒OHVからDOHCに置き換えられ(GMはこのV8エンジンをVE生産することを計画)、更にこのV8DOHCエンジンは排気量4.2L版(最高出力650ps相当)と5.5L版(最高出力850ps相当、最大トルク980Nm相当)の2種類のツインターボエンジンが準備されることがわかっており、もう一つが先ほどのLT1の排気量6.2L V8OHVエンジンとなっています。

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Reference:CARSCOOPS