これは過激。テックアートがポルシェ「パナメーラ」をクロームラッピング&カスタム

2020-05-27

ポルシェを主に手掛けるチューナーのテックアートが、ポルシェ「パナメーラ」を過激にカスタム。
今回カスタムを手掛けた個体は、2018年モデルの「パナメーラ・ターボ」で、テックアートが提供するワイドボディーキットを装着し、更にはワイドフェンダーによってワイド&ローな印象を与えた一台となっています。
そして更に過激さを増しているのが、このクロームシルバーラッピングで、余すことなく隅々までフルラッピング施工することで、一切の妥協の無いカスタム車両へと進化しています。


職人の手によって施工されたクロームシルバーラッピングですが、つなぎ目を一切見せない非常に綺麗な仕上がりとなっており、日本のラッピング技術でもここまで隅々までまとめるのは中々に難しいのではないかと思います。
ちなみに、このカラーラッピングによる費用は約150万円程。

足回りを見ていくと、フロント・リヤ共に20インチの大口径鍛造アルミホイールを着用し、レッドカラーのブレーキキャリパカバーを装着することで、引き締まりの足元を演出。

リヤウィングまでもがクロームシルバーにて仕上げられていまね。
本当に隅々までラッピング技術を魅せつける姿勢には感動の一言。

Reference:AUTOGESPOT

関連記事①:レッド&ブラックが激しい。テックアートがポルシェの最新モデル「911GT3」を過激カスタム

ポルシェのチューナブランドとなるテックアートが、同社の最新モデル「911GT3」専用パッケージをドイツ・エッセンモーターショー2017にて世界初公開。
この個体は、新たなカーボンスポーツパッケージを備えたボディキットに加えて、一体型エアコンセント、エアブレード、ウィングレット、サイドスカート、リヤウィングプロファイル、ラムエアスクープ、カーボンファイバ製リヤディフューザー、フロントスポイラー、そしてフロントボンネットを備えた過激な一台として登場。
もちろん、純正パーツからの大胆な交換作業となりますが、車体重量の軽量化にも繋がり、スタイリッシュ且つ派手な見た目へと変貌しています。

今回、最新モデル「911GT3」を手掛けたテックアートは、センターロック式のフォーミュラⅣレース用20インチ鍛造ホイールを装着し、これに併せて引き締まりと過激さを増したレッドカラーのブレーキキャリパカバーを装着。ボディカラーとの一体感を強調させていますね。

固定式の大型リヤウィングも何とも特徴的なレッドとカーボンブラックのツートンタイプを装備。

別の角度から見てみると、ルーフには何とも独創的なブラックの模様が描かれていますね(どういった模様なのかは不明)。

リヤアンダーもガッツリとカーボンファイバパーツを使用していますね。
リヤエキゾーストパイプにもカーボンファイバチップが装備されています。

ここからが内装に力を入れるテックアートの本気。
インテリアはカーボンファイバやレザー、アルカンターラ、ラッカー塗装等さまざまなオプションとマテリアルを提供しており、オーナーの嗜好に合わせることも可能。
これは、テックアートのインテリア・プログラムによりカラーマッチングされた計器ゲージやパーソナライズされた照明付きのドアエントリーガード等も含まれており、細部にわたって細かくカラーリングの設定が可能となっています(ランボルギーニで言うところのアド・ペルソナムプログラムと同様)。

ステアリングホイールもアルカンターラとレッドのカラードステッチ、更にはレザーも組合わせての豪華な仕上がりとなっています。
その他にもパドルシフトやエアコンの吹き出し口のフレーム、ドア取っ手、センターシフトノブ等もレッドのアクセントが加えられる等、オリジナリティ溢れるカラーリングが設定できるところは何ともユニークではありますね。

関連記事②:テックアートが、ポルシェ「911ターボS」ベースの過激モデルGTstreet Rを公開。最高出力は700馬力超え【動画有】

ポルシェを専門に手掛けるチューナーブランド・テックアートが、ポルシェ「911ターボ/911ターボS」を対象とした過激チューニングモデル「911GTstreet R」を発表。
今回発表されている個体は、「911ターボS」をベースとしたモデルとなっており、南アフリカにてその姿が初公開となりました。
テックアートは、この個体のボディパネルを軽量なカーボンファイバパーツに置き換え、オリジナルモデルよりも機能的な改良を追加。また、あらゆるところにカーボンファイバを取り込み、おまけにボディカラーは過激なグリーンとなっているため、目立ち具合は更に強調されていますね。
機能性においては、ウォータクーラやオイルクーラへの空気の流れを改善するためのフロントスプリッターやフロントサイドフェンダーにあるホイールアーチには圧力の低減を施し、ブレーキ冷却を目的としたGT3スタイルの大型カーボンファイバ製ダクトも追加することで、エンジンのインタクーラーへのエアフローを強制的に取り組むようにしています。

リヤデザインにおいても、かなり過激な仕上がりとなっていますね。
アウトレットエアダクトやリヤディフューザー、15度調整可能なGTスタイルのリヤウィングが装着され、空力性能に加えて冷却効果を強化。これにより、テックアートは最高時速297km/h走行時に最大326kgのダウンフォースを発生することに成功。

足回りについては、エアロとシャシーの変更を行っており、更には2種類のパワーアップキットも準備。
一つ目はT1.1というもので、こちらはベースとなる「911ターボS」のパワートレイン・排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力580ps→649ps、最大トルク750Nm→880Nmへとチューンアップ。更にパワーアップグレードタイプのT2.1は、最高出力580ps→730ps、最大トルク750Nm→920Nmとスーパーカー顔負けのスペックへとチューンアップされます。

T2.1のパワーアップキットを搭載した際の性能としては、0-100km/hの加速時間は2.7秒、0-200km/hの加速時間は8.5秒にまで到達。最高時速は340km/hにまで上ります。
なお、「911GTStreet R」の価格は、イギリス価格にして約3,880万円からとなっていますが、仕様に応じては4,000万円を超える可能性もあるとのこと。

【The new TECHART GTstreet R based on the Porsche 911 Turbo S.】