アポロ・新型「IE」がサーキット場にてレインテストを実施。過激な足回りでもスリップの懸念は問題なし？
ドイツの自動車メーカであるアポロ・オートモービルが発表した、新型ハイパーカー「IE(Intensa Emozione)／インテンサ・イマジオーネ」が、先日香港に上陸し、初の公道での走行動画を公開しましたが、この個体が本格的な生産に向けてウェットロードでのテスト走行を実施。
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「Intensa Emozione」は、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780ps、最大トルク760Nmを発揮するハイパフォーマンスモデルで、0-100km/hの加速時間は2.7秒、ステアリングホイール後ろにはパドルシフトを設けた6速ATのトランスミッションを保持。
大量のカーボンファイバをシャシー(クラッシュボックス付のカーボンファイバモノコック)とボディパネルの採用により車体重量は1,250kg、前後重量配分は45：55を実現していますが、やはり大きな懸念としては、ドライな道でもスピンしてしまう程の過激な足回り。
「Intensa Emozione」は、スペイン語で”激しい感情”を意味し、まさしくその名に相応しいスタイリングとスペック、足回りを持った一台ではありますが、操作性も飛躍的に向上した一台でもあるため、今回のウェットロードでのテスト走行はかなり順調だった模様。
なお、「IE」は世界限定10台のみ生産される個体で、車両本体価格は約3.2億円也。
既に完売状態であるとの情報がありますが、一体どこに割り当てられていて、どのタイミングで納車がはじまるのかは不明となっています。
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Reference：CARSCOOPS