V12モデルを狙い撃ち。アストンマーティン「ヴァンキッシュ」の開発車両を捕捉

2020-05-26

イギリスにて、アストンマーティンのV型12気筒モデルを搭載する新型モデル「ヴァンキッシュ」の開発車両を捕捉。
アストンマーティンは現在、ラインナップの拡大と各モデルの改良を重ねている段階にあり、更にはシャープネスアッププロセスの真っただ中。同社は最上位グレードに位置する「ヴァルキリー」や通常ラインナップに位置する「ラピードE」や「ヴァンテージ」、今回の「ヴァンキッシュ」に加えて、現段階で開発中の新型クロスオーバーモデル「DBX」といった多くのモデルを積極的にラインナップ化することを計画。


今回捕捉されている新型「ヴァンキッシュ」は、全身がブラックのボディカラーに身を纏っているため、まだまだ分厚目のカモフラージュを施している個体と同様と思われますが、今回の個体のライバルとするモデルは、ベントレー「コンチネンタルGT」やフェラーリ「812スーパーファスト」といった上位グレードモデルを対象としており、やはりV型12気筒モデルを狙い撃つダークホースとして登場することは間違いなさそうですね(ちなみに「ヴァンキッシュ」とは、英語で”打ち負かす”といった意味があるため、まさに他のV12モデルを打ち負かす一台になるかもしれません)。

パワートレインとしては、「DB11」に搭載する排気量5.2L V型12気筒ツインターボエンジンのアップグレード版で、最高出力は最低でも820hpを発揮する可能性が高いと言われています。
また、今回の新型モデルから大幅なパフォーマンス向上を図りつつ、強力なダウンフォースを発生する空力特性、デザインを持つとなるように開発を進めている模様。

なお、新型「ヴァンキッシュ」は2018年の後半に発表されるとの情報があり、2019年には続々と納車が進められる予定となっています。

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Reference:autoevolution