日産「GT-R」を740馬力に過激チューン。オレンジホイール&アクセントでヤンチャ仕様に

2020-05-27

ランボルギーニやフェラーリ、メルセデスベンツといった欧州モデルのカスタムを手掛けるチューナーのWheelsandmoreが、日産のスーパースポーツモデル「GT-R」を過激カスタム&チューニングパッケージ「CranZilla」を公開。
今回公開している「GT-R」のチューニングパッケージとしては、まずベースとなる排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンをそのままに、最高出力570ps、最大トルク637Nmとなるベース・スペックをステージ別(5段階)にチューンアップ。


以下は、ベースとなる最高出力570ps、最大トルク637Nmからステージ別にチューンアップした場合のスペックとなります。

○ステージ1・・・最高出力605ps、最大トルク700Nm
○ステージ2・・・最高出力630ps、最大トルク800Nm
○ステージ3・・・最高出力650ps、最大トルク830Nm
○ステージ4・・・最高出力700ps、最大トルク850Nm
○ステージ5・・・最高出力740ps、最大トルク900Nm

ちなみに、上記の中で最も過激ともいえるステージ5のチューンアップにおいては、Wheelsandmore曰く「トラック上にて安全に扱えるチューニングレベル」であるとのこと(但し、公道上での保証については特にコメント無し)。

なお、同社が準備するオレンジカラー(厳密にはブロンズ系)のアルミホイールについては、フロント21インチ×9.5j(タイヤサイズ:255/35)、リヤ21インチ×11j(タイヤサイズ:295/30)を装着し、更には同色のサイドデカールによってグレーのボディカラーにマッチした絶妙なアクセントを演出していますね。

Reference:CARSCOOPS

関連記事①:WheelsandmoreがメルセデスベンツAMG「GT Cロードスター」を過激チューン。フェラーリ「488スパイダー」と同等のパワーを発揮

WheelsandmoreがメルセデスベンツAMGの新グレードオープンモデルとなる「GT C・ロードスター」を過激カスタム。
過去にアストンマーティンやフェラーリといったスーパーカーメーカをカスタムするWheelsandmoreですが、今回は珍しくも「GT C」を手掛けるという点については目の付け所が中々に違うと感じますね。
「GT C」は、AMGがラインナップする「GT S」とロードゴーイングレーサー仕様となる「GT R」の中間グレードを指し、パワートレインは排気量4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載。
最高出力・最大トルクは「GT S」よりも35ps・10Nm高く、「GT R」より28ps・20Nm低い557ps・680Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は3.7秒(ロードスターは3.8秒)にて到達します。

今回、そんな「GT C」のオープンモデル「GT C」を過激にカスタムしてるわけですが、やはりまず注目すべき点は豪快な足回りですね。
超小型デザインとなるF.I.W.Eのセットにてカバーしたフロント21インチ×9j、リヤ21インチ×12.5jの大口径&異径のマットブラック仕上げとなる合金ホイールにミシュラン製パイロットスーパースポーツのフロント245/30、リヤ325/25の極太タイヤを装着。

そして、「GT C・ロードスター」を更にアグレッシブに見せるために、適度な低さにまでローダウン。これはトラック専用パフォーマンス向上を目的としたKW製コイルオーバーサスペンションへと置き換えられています。

そして最後に注目すべきはパワートレインで、排気量等はそのままでありながらECUセットアップにより最高出力557ps→680ps、最大トルク680Nm→821Nmへとフェラーリ「488スパイダー」を圧倒するほどの過激チューン。
(「488スパイダー」は、排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力670ps、最大トルク760Nmを発揮)
0-100km/hの加速時間はまで公開されていませんが、恐らく3.5秒未満まで迫る驚異的な加速力を持つと考えられますね。

関連記事②:La MaXXinaが過激カスタム。最高出力750馬力→800馬力アップのランボルギーニ「アヴェンタドールSV」を公開

主にスーパーカー等を手掛けるチューナーのLa MaXXinaとホイールメーカであるWheelsandmoreが、ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」を過激チューン。
このチューンアップされた「アヴェンタドールSV」は、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、ソフトウェアのリマップ等により、最高出力750ps→800ps、最大トルク690Nm→724Nmにまで向上されているとのこと(ちなみに、チューンアップ費用は約160万円)。

また、それ以外にもフロント20インチ、リヤ21インチの鍛造アルミホイール(4本セットにて約180万円)と、スポーツサスペンション(約100万円)が装着され、更には”Wheelsandmore”ロゴが入ったセンターデカールもデザインされるとのことです。