何かややこしい。フランスにて、ポルシェ「911ターボS」が炎上しているかと思いきやテスラ「モデルS」だった件

2020-05-27

フランスにて、何ともややこしい炎上事故が発生。
上の画像にある通り、スーパーカースポットサイトAUTOGESPOTにて、イエローカラーに身を纏ったポルシェ「911ターボS」のエンジンルームから、勢いよく炎が燃えている写真が投稿されたわけですが、この写真が”色んな意味でややこしい”としてちょっとした話題に。
っというのも、この炎上事故はポルシェ「911ターボS」からではなく、その奥にあるテスラ「モデルS」から発火した事故であるとのこと(もう一つは”S”の名称が付く個体同士がこうしてシンクロすることが珍しいといった意見も)。


写真では少々わかりにくいですが、フロントに搭載するバッテリーが発火の原因(詳細は不明)に繋がってしまったとのこと。
なお、この炎上事故によるけが人はいなかったものの、最終的に「モデルS」が完全に焼け焦げてしまい修復不可能になったとのことです。

Reference:AUTOGESPOT

関連記事①:日産「GT-R」が大炎上。火災の原因はブレーキによって引っかかった落ち葉が原因?!


先日の日曜日、アメリカ・ノースカロライナ州にあるテール・オブ・ザ・ドラゴン峠にて、日産のスーパースポーツモデル「GT-R NISMO」が突如として炎上。修復不可レベルとなるほどの大炎上となりました。
事故の詳細については不明となっていますが、この個体にてドライブしていたオーナーが、インフォテイメントディスプレイにエンジン警告灯が点灯したことを確認し、すぐさま停車。

待機中に救助依頼の電話をかけていたところ、たまたま通りすがりのバイカーたちが近づき、車体から大きな煙がでていると指摘を受けすぐに避難。
しばらくして、車体が炎上してしまうという悲惨な出来事となってしまいました。
幸い、このハプニングによるけが人はいなかったものの、「GT-R」は修復不可レベルにまで焼け焦げてしまったわけですが、オーナー曰く保険に加入していたことから、新車を購入する方向になったとのこと。

ちなみに、今回炎上が発生した原因に(上の写真でも確認できますが)落ち葉が「GT-R」の車輪に挟まってしまったと考えられ、急加速からの強力なブレーキングによりブレーキディスクに落ち葉が入り込んでそのまま摩擦の影響で発火してしまったのではないかとの情報も。
そうなると、こういった落ち葉を巻き込んでの炎上事故というのは、「GT-R」に限らずどの車両にも起こりえる問題でもあり、特にこの時期は紅葉シーズンで落ち葉も大量の為、より一層の注意が必要ではないかと思いますね。

関連記事②:イギリスにて、マクラーレン「P1」が走行中に炎上。ハイブリッド特有の問題?【動画有】

イギリス・マークスコットにて、世界限定375台のみ販売されたマクラーレンのハイブリッドモデル「P1」が、突然交差点の真ん中にて炎上した模様。
今回目撃されているこの炎上事故は、どうやら約1時間ほど前から交差点の真ん中にて発生していたとのことで、炎上の詳細原因については不明ではありますが、恐らくハイブリッド特有の問題であるとして調査中とのこと。
また、動画を確認してみると、「P1」から大量のオイルが漏れている(オイルタンクが破裂?)ことから火災はオイルのにじみ漏れによる可能性もありそうですね。

「P1」は、マクラーレンのアルティメットシリーズとしてラインナップされ、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンに加えて約180psの最高出力を発揮する強力な電気モータを備えたハイブリッドシステム。
「ラ・フェラーリ」も同様のことが言えるのですが、エンジンルームを開けて容易にエンジン周りに触れると感電死してしまう恐れもあるとのことから、非常に危険な車両であるとの情報も。

ただ、今回の炎上事故というのはマクラーレンのハイブリッドモデルでは初めて。
スリップ事故を除けばエンジン爆発や炎上というのは聞いたことがないため、ある意味重要な調査資料になると思われます。
ちなみに、このドライバは無傷ではありましたが、自身の「P1」は修理不可の廃車となった模様。

 

Another “quality” #McLaren product. Hope the driver was ok. #p1 #deathtrap

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