北米トヨタにて「86」に新たなGTグレードが登場。MTのみで約350万円から

2020-05-27

北米トヨタにて、2018年モデルの新たなグレードモデル「86GT」(欧州の「GT86」ではない)がラインナップされることが判明。
北米トヨタは、新たな「86GT」にシルバーのコントラストステッチやシートヒータ、多機能ステアリングホイール、パーキングブレーキ制御、盗難防止装置といった実用性を加味した標準装備にて2ドアクーペモデルの拡販に努めるとしています。


外観においては、フロントLEDデイタイムランニングの標準化やアンダーボディの空力パネルの向上により見た目の改良だけでなく、走行性能面での改良も実施。

リヤデザインは従来通りではありますが、改めて感じるのは「86」のリヤディフューザーは国産スポーツらしからぬアグレッシブさがありますし、いかにもスポーツクーペをイメージさせるスタイリングがあり、個人的にはかなり好み。
マフラは両サイド1本出しと、こちらは従来通りですね。

インテリアの更なる機能性については、Gフォースメータやタコメータ、トルク出力、温度表示をする4.2インチインフォテイメントシステムが設定され、これにより「86」のラインナップ全てに多機能性を考慮したディスプレイシステムの標準化を完了することとなります。

なお、CarsDirectの価格情報による、「86GT」は6速MTのみのグレードで車両本体価格は約351万円から販売スタートする模様。
ちなみに、「86」の兄弟車種となるスバル「BRZ」の価格は、レンジトッピングのリミテッドグレードにおいて約341万円からとなるため、この価格帯に快適性や空力特性を考慮したボディへと改良した「86GT」は非常に買いなのではないかなぁと感じたりしますね。

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Reference:CARSCOOPS