サリーン「S7」が復活。世界限定7台のみ、750馬力から1,300馬力へ向上した特別仕様車が登場

2020-05-26

アメリカの自動車メーカであり、主にフォードのカスタムを手掛けるチューニングメーカでもあるサリーンが、この度、約8年ぶりに「S7」の特別限定モデル「S7 LM(ル・マンエディション)」を発表しました。
この特別限定モデルは、世界限定7台のみ製造されるモデルで、車両本体価格にして約1.2億円の高額車両となります。
「S7」は2000年~2009年まで製造されたスーパーカーで、当初はル・マンプロトタイプレーシングカーとして発売され、その後公道仕様モデルとして市販化。もちろん、公道仕様モデルのスタイリングやスペックもそのほとんどがレーシングモデルに準じたものになっていました(芸能界では元SMAPの木村拓哉 氏も所有していたことでも有名な車両)。

パワートレインはとしては、排気量7.0L オールアルミ製V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力558ps、最大トルク715Nmを発揮。最高時速322km/hまで到達。
その後、2005年に同車がマイナーチェンジを果たし、エンジンはV8 NA→ツインターボエンジンへと向上し、最高出力も558ps→750psに大幅アップ。0-100km/hの加速時間は2.8秒とずば抜けており、最高時速も399km/hを記録したスーパーカーでもありました。


今回登場する「S7 LM」は、2005年にマイナーチェンジした個体よりも更にパワーアップしているとのことで、パワートレインは排気量7.0L V型8気筒ツインターボエンジンはそのままに、最高出力750ps→1,300psと大幅アップ。最高時速は386km/hにまで到達し、トランスミッションは6速MTのみ、ボディカラーもブラックとシルバーの2色のみという男前オプション。

足回りについては、フロント19インチ×9.5j、リヤ20インチ×12jの異径サイズとなる5スポークタイプのセンターロック式鍛造アルミホイールを装着。
スタイリングとしては、上の画像の通り大きな変更は無いと思われます。
その他機能については、エアコン類、リヤビューパーキングカメラ、ステアリングコラム、パワーウィンドウを標準装備となります。

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Reference:autoevolution