世界にたった一台の公道仕様となるアストンマーティン「ヴァルカン」が登場。フロントヘッドライト追加&ボンネット置換えの大胆変更

2020-05-26

アストンマーティンのレーシングモデルで、おまけに世界限定24台しか製造されなかった超希少モデル「ヴァルカン」。
新車価格にして約3.3億円の超高額車両となるこちらの個体ですが、販売されてから僅か1.5年で公道仕様に改造した個体が世界でたった1台だけ登場しました。
この個体は、イギリスのエンジニアリング会社であるRMLグループが手掛けたストリートアサンプションの「ヴァルカン」で、既に公道仕様としても登場済みのマクラーレン「P1GTR」とは異なる”道路交通法での走行を保証できるために、ほぼデザインや設計を見直した”1台となります。


そのため、上の画像にもある通り、公道仕様とするためにフロントヘッドライトを新たに備え、更にはフロントボンネットを公道仕様(フロントヘッドライトを新規追加したことによる形状を変更)に取り付けています。もちろん、元々フロントバンパーに搭載しているデイタイムランニングライトはそのまま。

その他には、何とも突出しの激しいカーボンファイバ製リヤウィングにターンシグナルランプを追加(いかにも公道仕様っぽい)。

細かくあしらわれているリヤテールランプは完全むき出しとなっていたため、ここにプラスチックカバーを追加。更にリヤフェイスにはリフレクタを装備しています。

なお、公道仕様に改造した「ヴァルカン」のパワートレインは、レーシング仕様同様に排気量7.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力811psを発揮。
トランスミッションは6速シーケンシャル、駆動方式は後輪駆動(FR)となっています。

【関連記事】
走行距離60kmしか走っていないほぼ新車。アストンマーティン「ヴァルカン」が3億6,000万円にて販売中
これだけで13億円以上。納車待ちのアストンマーティン「ヴァルカン」があまりにも不気味な件
恐ろしくイカつい。クロームブラックのアストンマーティン「ヴァルカン」【動画有】
7台のアストンマーティン「ヴァルカン」がアメリカのサーキット場を走る動画が公開に【動画有】
早くも転売。グリーンカラーのアストンマーティン「ヴァルカン」が4.6億円にて販売中

Reference:CARSCOOPS

関連記事:恐ろしいコラボ。アストンマーティン「ヴァルカン」とマクラーレン「P1GTR」がランデブー走行【動画有】


アストンマーティンのレーシングモデルとして世界限定24台のみ販売された「ヴァルカン」と、こちらも同様のマクラーレンのレーシングモデルであり世界限定35台のみ販売された「P1 GTR」がランデブー走行するという奇跡の動画が公開に。
何れも上記の通りレーシングモデルとなるため、公道での走行は不可となっていますが、恐らくレーシングモデルとしてはトップクラスと謳っても良いほどのハイスペックマシーンとなっているわけで、これら2台が揃い更にはランデブー走行するというのは、ゲームの世界でしか拝めない贅沢な内容ですね。

ちなみに、マクラーレン「P1」のパワートレインは排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンとハイブリッドシステム「IPAS」を搭載することで最高出力1,000psを発揮。その他にはウィングレットやスプリッター、固定式大型リヤウィング、大型リヤディフューザーを完備のスパルタン仕様となっています。
新車販売価格は3億円以上ともいわれ、この個体を購入できるオーナーは「P1」を所有するオーナーのみとなっています。

一方のアストンマーティン「ヴァルカン」のパワートレインは、排気量7.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力811psを発揮。
世界限定24台の販売でありながら、実は日本に一台だけ納車されている超希少モデルで、以下のyoutubeサイトでも特別インプレッション動画が公開されていますね。乗降りするだけでも一苦労するのが良くわかる動画となっています。

【【3億円】アジアに1台‼️アストンマーチン・ヴァルカンに乗ってみた‼️( ^ ^ )/】

少し話は逸れてしまいましたが、こちらが本家の動画。
今後コラボする可能性の低い貴重な動画となっています。

【McLaren P1 GTR v Aston Martin Vulcan】