BMWのフラッグシップSUV「X7プロトタイプ」がリーク。ライバルは「レンジローバー」や「GLSクラス」が濃厚

2020-05-26

BMWは以前、フランクフルトモーターショー2017にて大型フラッグシップSUVモデル「X7 iPerformanceコンセプト」を公開しましたが、今回はそのモデルのプロトタイプと思われる「X7」のロールオフ画像がリーク。
この画像は、ドイツ・バイエルンの自動車工場にて撮影されたもので、現在は「X18」というコードネームにて開発段階に進んでおり、2018年末に量産モデルとして市場に登場することが予想されています。
ただ、今回リークしている「X7プロトタイプ」は、BMW Group Spartanburg工場のヘッドであるKnudt Flor氏曰く「かなり特殊な車両で、これから更なる改良が加えられることが予想されるが、同社のXシリーズファミリーに仲間入りすることは非常に楽しみである」とコメントしています。


なお、これから製造されるプロトタイプモデルは、これから過酷な気候の中で耐久テストやホモロゲーション等に使用されることに。
下の画像を見ても、当初コンセプトモデルとして登場した「X7 iPerformanceコンセプト」同様にキドニーグリルがデカイことデカイこと。また、メッキパーツを多数採用する可能性も高く、より一層高級感のある一台になることは間違いなさそうですね。

パワートレインについては明らかになっていないものの、電気モータと9.2kWhリチウムイオンバッテリーパックにてバックアップされた直列4気筒ターボチャージャーモデルとなる「740e iPerformance」のようなプラグインハイブリッドモデル。
ガソリン仕様としては、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力335psを発揮するモデルと、更なる上位グレードの排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載した最高出力445psを発揮するガソリンモデル、そしてディーゼルモデルでは「X7 xDrive 40d」といった個体も登場する可能性があるとのこと。
価格帯は明らかではありませんが、ランドローバー「レンジローバー」やメルセデスベンツ「GLSシリーズ」が競合モデルであることを考慮すると最低グレードでも1,000万円越えは当然かもしれません。

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Reference:CARSCOOPS