XXエアロパーツを装着したフェラーリ「599GTO」が販売中。価格は意外と安めの約9,000万円
フェラーリ・ロングアイランドにて、同社の2シータGTモデルとなる「599GTO～XXエアロパッケージ～」が中古車にて販売中。
この個体は、通常モデル「599GTBフィオラノ」(後継モデルは「F12ベルリネッタ」)のハイパフォーマンスモデル(世界限定125台)となる「599GTO」にトラック専用モデルとなる「599XX」のエアロキットを装着した特別なカスタムモデルとなります。
「599GTO」は、上記「599XX」の公道仕様モデルで、フィオラノサーキットにおいてはV12ミドシップモデルとなる「エンツォ・フェラーリ」よりも1秒速い(1分24秒)記録を持つ、当時のフェラーリ最速モデルでもありました。
パワートレインとしては、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は670ps、0-100km/hの加速時間は3.35秒、最高時速は335km/hにまで到達します。
今回販売されている個体は、ホワイトのボディカラーにブラックのセンターストライプにて引き締まりを付け、更にはXXエアロパッケージを装備しているため、フロントバンパーやリヤスポイラーが修正され、ピラーのウィングレット、フロントボンネット、そしてリヤディフューザーを装着することで、いかにも「599XX」風にカスタマイズされた一台へと仕上げられています。マフラはセンター2本出しではなく、従来通りの両サイド2本出しのクワッドエキゾーストパイプを装備。
足回りについては、20インチの標準ホイールにブラックペイントを施しており、キャリパカバーはボディカラーと同色のホワイトをチョイス。
リヤデザインを真後ろから見たときのリヤディフューザーの突出したるや豪快で、圧倒的な迫力です。
インテリアは、意外にもシンプルなオールブラックのフルレザーシートにホワイトのカラードステッチが施されています。
ドアサイドシル部にはカーボンファイバー、Bose HiFiサウンドシステム、レザーヘッドライナー、シートヒータを装備。
回転数のメータについては、こちらもボディカラー同様に背景と針をホワイトに統一。
見にくいのかと思いきや、意外にもそこまで不便ではなさそうですね。
ちなみに、ステアリング周りやパドルシフト、ダッシュボード周りはカーボンファイバパーツが装備されています。
走行距離は4,626kmと比較的低走行で、中古車市場価格としては約9,000万円とのことですが、2年前にも同じXXエアロパッケージを装着した「599GTO」は約1.1億円だったため、意外にも大幅下落にて購入することが可能となっています。
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Reference：CARSCOOPS