これ全部「モデル3」だぜ?テスラの工場をドローンが撮影、生産能力を更に拡大へ【動画有】

2020-05-26

アメリカにて電気自動車を製造・販売するテスラのエントリーモデル「モデル3」が、約40万台の受注を受けるも、今年の7月に生産をスタートしてから3か月が経過して僅か260台(9月単独で目標1,500台生産)しか生産していないことが明らかとなっています。
テスラはこの問題について、生産上のボルトネック(作業やシステムなどにおいて能力や容量などが低いこと)が生じているとのことから、生産台数が全く伸びておらず、この調子が続くとなると、約40万台目に納車する時期は350年後というとんでもない納期になってしまうことから、急ピッチにて生産能力を拡大しているとのこと(そんな納期が判明した時点で即キャンセルすることはもちろん)。


当初の「モデル3」の生産能力では、早くとも2018年末以降の納期になるとのことで、量産ラインの拡大を図ったとしても、現状としては2017年末までに1週間で5,000台の「モデル3」を生産し、2018年には約1万台が毎週生産される予定となっていましたが、明らかにスタート遅れとなってしまっている中での巻き返しは中々に難しく、オーダーキャンセルをするユーザーは増加中。

テスラは、今現在は急ピッチにて量産モデルの製造を続けていますが、ようやく生産体制が整ったのか、これをアピールする動画をドローンを用いて公開。
上の画像の通り、テスラ工場内にある駐車場にビッシリと詰められた個体は全て「モデル3」とのこと(こうして見ると、ホワイトのボディカラーが圧倒的に多い)。
2017年度に公開される総生産台数の発表はまだですが、遅れた分をどれだけ巻き返すのか非常に気になるところ。

【Tesla Factory Flyover – Fremont – 12/20/2017】

Reference:CARSCOOPS

関連記事①:テスラ「モデル3」は37万台の受注を受けるも生産台数は未だ260台。このペースだと全てを納車するには350年掛かる模様

アメリカの電気自動車メーカ・テスラのエントリーモデルとして大きな注目を受ける「モデル3」。
価格にして約400万円程で購入できるというコストパフォーマンスの高さが注目を浴び、現時点での総受注台数が約40万台近くとのことで、これまでテスラが販売してきたモデルの中でも圧倒的な人気を博しています。

そんな「モデル3」ですが、早くとも2018年末以降の納期になるとのことで、量産ラインの拡大を図っていく必要がありますが、現状としては2017年末までに1週間で5,000台の「モデル3」を生産し、2018年には約1万台が毎週生産される予定となっていました。

しかし、テスラは現在生産上のボルトネックが生じているとのことから、生産台数が全く伸びておらず、現時点で(7月に生産がスタートしてから)総生産台数は260台と大きく乗り遅れてしまい、この調子が続くとなると、37万台目に納車する時期は350年後というとんでもない納期になってしまうわけですね(そんな納期が判明した時点で即キャンセルすることはもちろん)。

ただ、この生産性の歩留まりについては既に問題解決策はあるとのことで、早々の段階で軌道修正を行い、早い段階で生産台数を伸ばしていく計画を示しているとのことですが、果たして本当に生産性を向上させ無事に全受注数を満足することができるのかは非常に不安になるところがありますね。

関連記事②:想定外の転売。テスラ「モデル3」が納期約1年半と好調も新車価格の3倍にて売却されることに

アメリカのEV自動車メーカ・テスラのエントリーモデル「モデル3」は、現在約1年~1年半という長期的な納期待ちとなっているわけですが、先日中古車サイトCraigslistにて早くも中古車が登場した模様。
この中古車として登録された「モデル3」は、アメリカ・カリフォルニア州のサンタクルーズにて管理されており、且つ初期ロットにて納車した一台となるわけですが、その中古車販売価格が驚異の約1,800万円にて販売されているとのこと。

今回登場している「モデル3」は、新車販売価格では約420万円となっているわけですが、オプションにてガラスルーフや長距離仕様の大容量バッテリーが搭載され、その他にはプレミアムオーディオシステム、エアロホイール、シートヒータ、オープンポアウッドトリム、USB充電ポート、プレミアムインテリアパッケージという充実した内容にて装備された総額約600万円程の個体となっています。

コンディションとしては非常に良好で、走行距離も約3,400kmと年式の割に少し多めに走行されていますが、それでも総支払額の約3倍近くの値段にて販売されるというのは異常で、全く想定していなかった転売技術ですね。
これだけのとんでもない価格でありながら、実は既に売れてしまっているのも事実で、もしかしたら更にここから転売が続く恐れもありそうですね。