東京オートサロンにて、ホンダが新たな「CR-V」をはじめとする様々なカスタムコンセプトを公開へ

2020-05-27

来年1月より開催予定となっている東京オートサロン2018にて、ホンダは新型クロスオーバーモデルとなる「CR-V」を筆頭に、様々なコンセプトを持ったカスタムモデルを発表することに。
例えば、エクステリアやインテリア、サスペンション、ブレーキなどがチューニングされたコンプリートカーブランドであるModuloX(モデューロX)からは、「ステップワゴン」や「S660 」を公開。

何れも、ホワイトとブラックのツートンによるメリハリを付けた一台で、特に「S660」については、更に足回りやトップルーフにレッドのアクセントを加えることで華やかさを追加。


同ショーでは、ミニバンタイプの「ジェイド・RSカスタムコンセプト」も出展予定で、ホンダブース全体が、以前公開したダイハツと同様にカスタムメインになりそうですね。

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また、カスタムモデル以外にも無限(Mugen)部門からも「シビック・タイプR」ベースの「RC20GT」、そしてレーシングモデルの「ダラーラDW12・インディカー」「NSX GT3」「シビックTCR」といった主要車両も複数展示されるとのこと。
なお、以前から噂されている「S2000(ZSX)」の後継モデルについては、特に公開される予定は無いとのことです。

Reference:CARSCOOPS

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以前から噂されていたホンダの後輪駆動(FR)2シータスポーツクーペ「S2000」の後継モデルが、2019年に市販化されるかもしれないとの噂が浮上。
これに併せて、ホンダは「S2000」の後継モデルとなる名称を「ZSX」にて商標登録していることが判明しましたが、自動車ニュースサイト”Response”も、同車の予想レンダリング画像を公開。

今回公開されている「ZSX」は、あくまでも予想レンダリングとなるため、アンオフィシャルの画像ではあるものの、フロントエンドデザインを確認する限り、同社のハイブリッドスーパースポーツモデル「NSX」を大きく踏襲していることが確認できますね。

大きく印象的なのは、ホンダの象徴でもあるソリッドウィングフェイスを取入れ、更にはエアロダイナミクスを大幅に向上させるであろうカーボンファイバ製フロントスプリッターを装着(恐らく、サイドスカートやリヤディフューザーもカーボンファイバパーツを使用)。
「NSX」を踏襲するフロントヘッドライトとは別に、大きなコの字型を描くデイタイムランニングライトを搭載することで、ダイナミック感とスポーティさ、そして新規性を追求。
まさしくホンダが最先端を突き進むニュー・フィロソフィとも言えますね。

パワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、最高出力400psを発揮する過激なスーパースポーツとして登場する可能性が高いとのこと。
ボディパネルは、カーボンファイバパーツを流用するとのことで、車体重量も1,000kg以下にて仕上げてくるとのことから、これまで登場してきたホンダ「シビック・タイプR」や、スバル「WRX STI/S207/S208」といった2.0Lターボモデルを大きく突き放す最強モデルとして、国産スポーツの頂点に君臨する可能性がありそうですね。

なお、今回公開されている個体の名称が、どうして「ZSX」なのか、どういった略称となっているかは不明ですが、「NSX」をベースとした名称であることは確か。
既に最新モデルとして登場しているハイブリッドスーパースポーツモデルの「NSX」は、”New SuperCar X”の略称となっており、特に”X”とは未知数ないしは無限の可能性を表現。
(ちなみに、フェラーリのトラックモデルとなる「FXX/FXX K」の末尾の”X”も同じ意味)