これは素晴らしい。公道仕様に改造されたLARKデザインのマクラーレン「P1GTR」が中古市場にて販売中

2020-05-27

マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」のサーキット仕様である「P1GTR」。
世界限定375台のみ販売された「P1」を所有のユーザーだけが購入することを許される唯一無二の個体となりますが、そんな「P1GTR」を公道仕様に改造し、更にはLARKデザインにカスタムされた見事な個体が中古車市場にて販売されています。
「P1GTR」は、そもそも「P1」の生産台数の1割しか販売されていないとの情報がありましたが、明確な情報としては58台生産されており、その中の一台が公道仕様に改造。
同車は、「F1GTR」の20周年記念モデルとして登場し、パワートレインは「P1」と同じ排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モータを搭載するも、最高出力916ps→1,000psまで向上。


コンディションとしては、定期的なエンジンメンテナンスはもちろんのこと、室内保管にて徹底的に管理されていたためボディ状態や消耗部品等の劣化も特に問題無し。
ちなみに、「P1GTR」を公道仕様に改造したのはイギリスのLanzante Motorsportというエンジニアリング会社で、マクラーレンお墨付きとなる企業ともいえ、過去に「P1LM/F1LM」等も手掛けており、既にマクラーレンのサーキット仕様を公道仕様に改造したものは15台以上にも上るといわれています。

走行距離は約1,300kmと低走行のため、プレミア価値は相当に高いと思われます。
ボディペインティングもレッドとブラックを上手く使い分けたメリハリあるデザインで、各部に採用されるカーボンファイバパーツによるアクセントもグッド。
リヤデザインのボディパネルの造りも独創的で、個人的にはマクラーレンのボディラインで圧倒的なハイセンスさを感じるのは「P1」と考えています。

なお、中古車市場価格は明らかとなっていないものの、新車販売価格は3.2億円となっているため、最低でも4億円に上ることは間違いなさそうです。

【「P1GTR」関連記事】
サーキットモデルのマクラーレン「P1 GTR」が中古車市場に販売中。ちょっと驚くような販売価格に
フェラーリ「FXX K」とマクラーレン「P1 GTR」のサウンド対決。やはり「FXX K」の方が強すぎた件【動画有】
最強トリオ「ラ・フェラーリ」「P1 GTR」「918スパイダー」がオークションにて登場。3台合計の予想最高落札価格は約9億円
これは買いなの?フェラーリ「FXX-K」とマクラーレン「P1 GTR」、ランボルギーニ「セストエレメント」をまとめて11億円にて販売中

Reference:Zero2Turbo

関連記事:とんでもない額だ。公道仕様のマクラーレン「P1 GTR」が4億6,000万円にて販売中


グッドウッド・フェスティバルにて、世界限定6台のみ生産された幻のマクラーレン「P1 GTR」をベースに50kg以上も軽量化させた「P1 LM」が発表されましたが、公道仕様に改造されたレーシングカーとなるマクラーレン「P1 GTR」がアムステルダム・ディーラーにて約4億6,000万円にて販売されていることがわかりました。

「P1 GTR」は、3億5,000万円を超えるとんでもないハイパーカーですが、今回は更にプレミア価値の1億円が上乗せされた価格にて販売に。
1億円ですと、単純にマクラーレン「P1」が購入できてしまう金額なわけですが、やはり「P1 GTR」はそれ以上に注目度が高く、特にアメリカでは約10億円でも購入したいという猛者が登場するほどで、今回販売されている「P1 GTR」の予約を受け付けしているほとんどがアメリカ人であるとのことです。