中国・バイトン「EVコンセプト」が遂に初公開。レベル4の自律走行性を持ち、価格は540万円から

昨日より開催中のCES2018(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にて、中国メーカ・バイトン(Byton)が、クロスオーバータイプの新たな自律型「EVコンセプト」を世界初公開しました。
ここ数年、アメリカにて生産用電気自動車を発売する中国企業が増加してきましたが、バイトンも同調する流れで来年末には、この「EVコンセプト」の生産モデルを販売する意向を示しています。
ちなみに、バイトンという名前はほとんど聞いたことがないかと思いますが、元々は中国の自動車メーカであるフューチャー・モビリティ社で、ここに新たなブランドとしてバイトン社が設立されました。同社CEOはBMWのプログラムリーダーでもあったCarsten Breitfeld氏で、彼もまたアメリカに限らず、欧州での販売戦略を十分に知る一人でもあります。

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今回発表された「EVコンセプト」は、日産や三菱、そしてランドローバーのクロスオーバーモデルを大きくインスパイアしたもので、外観は非常にスタイリッシュにまとめられたクーペSUVといった印象。
フロントエンドデザインは、やはり三眼LEDヘッドライトを採用し、EV車両らしい近未来性がありますね。
フロントノーズは意外にも短めでありながら、ロングホイールベースにより走行性能を向上させ、Aピラーからリヤハッチにかけて滑らか且つフラットな流線形はかなり美しいデザインとなっています。

リヤデザインは、何とも複雑なシムレースタイプのリヤテールランプを採用していますが、無数に作られた網目のテールがどのように点灯するのかは非常に気になるところですね。

続いてインテリアですが、標準装備される計器クラスタとインフォテイメントシステムが一体型となっていますが、ステアリングホイールの裏側に配置されるディスプレイは8インチサイズと意外にも大き目。
ダッシュボード中央には、人間の手の動きで操作可能となるエアタッチ用のカメラが配置されていますね。

リヤシートにもエンターテイメントシステムが搭載され、更にタブレット上部にはインナーカメラが配置され、下部にはエアタッチ用のカメラが装備。
このカメラは最大12度内側に回転することが可能となっているため、広い範囲で手の操作を確認することが可能となっています。

今回、CES2018にて公開されている「EVコンセプト」は、最終完成の内の約85%を占めているとのことで、これ以外にもサイドミラーの追加や外観の小変更、フロント・リヤの若干の設計変更等、まだまだ微調整が必要とのこと。
ただ、バイトンとしては、2019年にはアメリカにて販売を開始する意向を示しているため、2018年以内には最終デザインを発表する計画にて進めています。

スペックにおいては、リヤに単一のモータが搭載され、最高出力272hpを発揮し、航続可能距離は400kmを実現する模様。
更に上位グレードのデュアルモータ版については、最高出力476hpを発揮し、航続可能距離は520kmとアップグレード。
自律走行レベルとしては、初回の生産モデルにおいてはレベル3の自律性を持ちますが、2020年後半にはレベル4にまで到達することが目標となっています。
なお、同車の価格はベースモデルとなる単一モータが540万円からとなっており、恐らくデュアルモータ版ともなると最低でも700万円程になる可能性が高そうです。

Reference:motor1.com

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